世話を焼きたくなるあの子は陰キャで引き籠りでコミュ症です

引き籠りとのお出かけの前夜 ページ50

レオ「で、どうしよ！」

司「やはりdateと言えばスーツなどはいかがでしょうか？」

嵐「いつも通りの感じで良いんじゃないかしら？」

泉「王様！私服が少ない！」

凛月「もうどうでもよくない？俺疲れた」

ルカ「先輩にどこの馬の骨かもわからないって言われないような服装にしてよね」

レオ「・・・眠いんだけど。寝れないけど」

一同「寝るな！」

泉「明日は早く起きてよねぇ」

嵐「髪のセット、ちゃんとするからねェ」

凛月「モデル組怖」

司「私からはdateの作法についてお教えいたしますね♪」

凛月「良いところの坊っちゃん怖い」

ルカ「私からは乙女心について嫌ってほど教えてあげるから」

嵐「ルカちゃんはどうしてそんなに協力的なの？」

ルカ「Aさんに失礼の無いようにしてもらわなきゃ。先輩がうるさいでしょ」

レオ「はい」

泉「お兄ちゃん、頑張ってね？」

レオ「はい・・・」



深夜


レオ「ねぇセナ、まだ起きてる？」

泉「あんたは早く寝なよね、明日デートでしょ」

レオ「ドキドキしすぎて寝れない」

泉「あっちもこんな感じなのかね？」

レオ「あっち？」

泉「緊張しないでくださいっていってたでしょ？だから実は一番緊張してるのはAなんじゃないかなって」

レオ「そうかも？そうだったらえ、超可愛いじゃん」

泉「起き上がらないの、早く寝る」

レオ「セナのせいで妄想が膨らむ、どうしよ」

泉「てかA、王様が実はこんなヤツって知らないよね？どうすんの、インスピ沸きあがっちゃったら」

レオ「それは大丈夫だ、そういう現象に陥ったことないから」

泉「どういう事？」

レオ「降りてこないんだ、インスピレーション」

泉「は？」

レオ「正確にはAと居るだけで降りてくるんだけど、書き留める前に消えちゃうの。でもまた降りてきて」

レオ「雪が降ってて受け止めようとする前に溶けて消えちゃう、みたいな
受け止めきれない量のインスピレーションが降ってきてそれが全部何もできないまま消える」

泉「スランプ？」

レオ「それとはちょっと違うような」

泉「まぁ、そのうち分かるんじゃないの？」

レオ「そうか？」

泉「そんなにたくさん降ってくるんだったら、ゆっくり書き留めていけばいいんじゃないの？
・・・あいつ寝たのか。ま、いっか」

レオ「すぅ、すぅ」

――――――――

続編はドキドキデート編(仮)！
前夜はAさんのも作りたい
では次作で！

ほたる

この小説の続きへ→←引き籠りと妹君

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す