. ページ4
.
事務所の前に来て
「…ひゅうが先いって」
「後で行くから。」
私どこまでもヘタレ…
中から何言ってるか分からないけど
やまとの叫び声聞こえるし
こんなことになって
ゆうたとあっちゃんにも申し訳ないし
合わせる顔がない
ひゅうが「早く行けー!」
ガチャッ
ゆうた「あ〜帰ってきたぁ…」
中に無理やり押し込まれると
ゆうたとあっちゃんのやつれた顔
ソファの端に 小さく踞るやまと
私を見るや否や
駆け寄ってきて
やまと「…Aのバカ〜!」
やまと「なんで出てくんだよ!」
ものすごい剣幕で
でも、涙流しながら肩を鷲掴み
やまと「超心配した…拐われたらどうしようとか…」
ずぶ濡れの私を抱きしめて耳元で泣いてる
「ごめんなさい…」
やまと「謝らないで。全部俺が悪い…」
やまと「あんな言い方して怒らせたのも俺、反抗的な態度とったのも俺、Aが出ていったのも全部俺のせいにして。お願い」
やまとが全部悪いわけじゃないのに
私が思いつきで 勢いで出ていったがために
心配かけて 泣かせちゃって
「やだ…私も悪いから。ごめんって言わせてよっ」
「やまと、ごめんね」
こんなに心配して泣いてくれる人居ないよ
やまと「俺こそ、企画の提案お願いしたのに全否定しちゃってごめん。Aのことちょっとでも嫌いって思っちゃった自分を心から蹴り飛ばしたい…」
やまと「こんなに大切なメンバーなのに。」
メンバーのこととファンのこと一番に考えて
面白い動画作ろうとしてる やまとの気持ち
今回やっとわかった
ゆうま「僕ちんお腹すきましたぁ〜」
ひゅうが「じゃあ やまとケーキ作りするって事でよろしい?」
やまと「うん作ろう 俺のバースデーケーキ」
ゆうた「俺ら買い出し行ってくるからさ〜A風呂はいったら?風邪ひく」
「ありがとう」
ひゅうが「ゆうまお前も行くぞ〜 何寝っ転がってんだ(笑)」
あむ「俺も行こ〜っと」
「じゃあお風呂借りるね」
やまと「一緒に」
「無理すぎて草」
「この動画が面白くならない可能性これ」
「「一切なぁーーい!」」
ーーー
1566人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:し | 作成日時:2021年6月16日 0時