【黒バス】俺らキセキの世代とは違うんだけど① (ページ19)

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茶色と飴色3 ページ19

【飴宮side】

さっきから、柄にもなくソワソワしてしょうがない

茶畑さんと戦えると思うと…

俺にSFとしての役割やバスケのルールを教えてくれたのは茶畑さんだ

俺が中2の時から戦っていない

俺の方が強いのかは分からないけど、“まだ今の俺なら”ほぼ同格くらいだと思う

俺と同じ身長だ

きっと戦k…((ピーーーッ！ …ん？

審判「OFファウル(オフェンス)！誠凛(白)１０番！」

って、おいおい…

飴宮「4つ目…！」

「誠凛のスコアラーがファウルトラブル！！？」

まったく…4つじゃあ下げるしか…

飴宮「監督、俺出ましょうか？」

相田「……いいえ、小金井君！土田君！」

二人…？

日向「最初から決めてたからな。黒子と火神(お前ら二人)は前半までだって。
理由の一つ。緑間を倒す為には、お前ら二人が必要だからだ。もしこの試合に勝ったとして、次の秀徳に勝つためには“緑間攻略”が必須条件だ。けど予想通り、秀徳は既に緑間を温存している。消耗したお前らじゃ勝てない。
博打だってのは分かってるんだ。
けどお前ら二人を温存できれば、秀徳を倒し、決勝リーグへ行ける可能性が僅かに残るんだ。
そして、もう一つ。茶畑と飴宮を戦わせる為だ。茶畑がもしも試合に出てくるなら、お前達でも敵わないかもしれない。飴宮は必ず試合に出す」

そういうことか…

秀徳で俺が出てもいいけど、日向先輩には“何があっても茶畑と飴宮は戦わせる”って言われたし、ちゃんと分かってくれるんだろう

前から決めていたのなら尚更だ

日向「正邦は、2年生(俺達)が倒す」

＿＿＿秀徳ベンチ

高尾「！オイオイ、誠凛1年二人とも(コンビ)下がっちまったぞ？勝負投げたのか！？」

杏谷「……逆だね」

緑間「あの眼は、勝つ気だ」

杏谷「…昨年までの誠凛メンバーの方がバランスはいいね。しっくりくるよ」

高尾「え？」

杏谷「1年を入れた型は春から作った発展途上。昨年誠凛が作った、日向のアウトサイドシュートと水戸部のフックシュートが軸のチームOFで点を取るもう一つの型、そっちの方が安定感がある」