勉強しないと落ち着かない ページ18
帰り道、私ところんはいつもの様にまた帰っています。
『…そうそう、数学、無理なんだよね…。』
「…いや、長瀬が馬鹿なだけでしょ」
『…いやふざけんな。てか私そもそも文糸だし。ころんこそ古典無理じゃん』
「…いやいや、マジで古典は無理。古文と読み取り問題は論外。」
えへへ、と笑うころんに、私は「どっちもどっちだね」と呆れて笑う。
文化祭が終わったりテスト期間に入るから、今週後当分ころんと会う機会は減るだろう。
それに、文化祭後生徒会も本格的に始まるし、ころんもすとぷりのライブが3日間連続。
当分かふぇに行くこともないだろう。
だからこそ、明日の休みはころんと名一杯楽しまないと。本当に。
でなきゃ、私のスタミナは底をつき、反対にストレスは増加していくことになってしまう…。
＿＿＿「…電話しようね。毎日。」
そうイタズラっぽく笑うころんに、私は「仕方ないなあ、」と吊られて笑いだす。
『…明日、約束ね』
「わかってるって」
『沢山わがまま言わせてもらうね』
「それはやだ」
暗い中光る蛍光灯が眩しくて、でも嫌な気持ちはしなかった。
寒い冬の匂いはｽﾝとしていて、私はマフラーで口元を隠す。
そんな私を、ころんは寂しそうに見ていることなんて知らなかった＿＿
＿＿＿＿＿＿
『…ただいま。』
「…あっ、おかえりー…あんた、朝傘持っていかなかったけど大丈夫だった？」
こたつで携帯をいじりながら言うお姉ちゃんに、私「…なんとかね」と笑って誤魔化す。
朝は、本当に大変だったんだから、くそ。
ころんは用事があるみたいで、先に行っちゃってたけど。
雨で濡れている私を、ころんはタオルでｺﾞｼｺﾞｼ乾かしてくれた。
思い出すとなんだか恥ずかしくて、私は赤くなった頬に手をやる。
お母さんは基本仕事で夜遅くに帰ってくるから、いるのは私とお姉ちゃん二人。
「…たしかあと少しで長期間テストって、言ってたね。
ほら、さとみくんに教えてもらったら？w隣なんだし」
「いけめんだし。」と付け加える姉に、私は「何言ってんの」と呆れる。
…たしかに、さとみくんに教えてもらおうかな…。
それならすぐにこっちに移って貰える。
でも…
「…長期テスト、頑張ってね」
ころんの顔が頭に出てきて、私は「どうしよう」と頭を抱える。
ころんは迷惑かも。明日だって約束あるし、さとみくんにしよう。ｲｹﾒﾝだし。
そう決意し、私はさっそくさとみくんへのLINEを打った＿＿＿
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ゆぅり - 箸の続き気になり過ぎます！！更新頑張ってください！！ (2022年8月6日 23時) (
レス) @page30 id: 23fc903083 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ - あっきぃさん» それな！うちも同じ事書こうとしてたわww (2020年3月16日 17時) (レス) id: 6022793049 (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 夢主ちゃんところちゃんが告白したときの昔話的なの見たいです(どっちが告ったのか知りたいだけ) (2020年3月3日 7時) (レス) id: 4df7e315c0 (このIDを非表示/違反報告)
らん@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - え、待って。。ツンデレやん。。最高やん。。神やん。。 (2020年2月23日 23時) (レス) id: d574829136 (このIDを非表示/違反報告)
あっきぃ - 待ってやばいキュン死しそう 私ころんくん推しなのでマジでやばい 更新頑張ってください (2020年2月17日 22時) (レス) id: 44f0793f1c (このIDを非表示/違反報告)
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