コネクト4[ARS] (ページ8)

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翔side
建物に入るとさっきの男は消え、代わりにAIたちが俺たちを出迎えた。
魔道界には魔法を発動できるAIの技術もある。
こうやって戦いの時に使用されることも珍しくない。
A「この建物結構広いみたい。取りあえずこのAI倒さないと。」
翔「だな。」
それぞれ魔法を使ってAIと向き合った。
幸い強さは圧倒的に俺らのほうが上だ。
戦いながら話す余裕もある。
A『支援具持ってきてくれた？』
翔『もちろん。
Aのカバンにも入ってるはず。』
A『・・・うん。ありがとう。』
ここに来る前、一回家に寄ったんだ。
さすがに魔力やサイクルを回復させるような支援具は持ち歩いていなかったからね。
その時、Aの分も俺がAのリュックに送った。
．
翔「ふぅ。進もうか。」
10体ほどいたAIを難なく倒し、先を急いだ。
奥のほうに階段が見える。
よくゲームとかで見るやつ？
敵を倒しながらボスまで進むあれが、今目の前に現実としてある。
階段は上に続いているみたいだ。