コネクト4[ARS] (ページ7)

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対戦(127) ページ7

雅紀side
それは2月に入ってすぐだった。
ラビにいた俺たちにAからエスパー魔法が飛んできた。
今日Aは個人の仕事で外に出ている。
A『今時間平気だったら、パルムの北側に来てくれない？
山の仲なんだけど。』
翔『なんで山？
今日そんなところの仕事だったっけ？』
A『うん、山の近くだったの。
あのね、リユースと会っちゃって。』
翔『はぁ！？』
潤『大丈夫なんだよな？』
A『今のところは。
できれば来てほしいんだけどいい？』
智『すぐ行く。
オーバークローは？』
A『私は持ってる。
潤くんに地図送ってもいい？』
潤『わかった。』
そろそろだとは思ってたけど、ちょっと急すぎたよ。
でも出てきちゃったものは仕方ないね。
一応こんなこともあろうかと外に出る時はオーバークロー持ち歩いててよかった。
．
和「あ、あれだ。」
空を飛んで、Aが指定した場所に近づくと、
既に戦闘が始まっているらしく、光線が上がっている。
雅「A！」
A「あ、ありがとね。」
Aと対峙しているのは1人の男。
本気じゃないのか、それとも弱いのか、Aはまだオーラも変わっていない。
男「全員揃ったようだな。
では来てもらおうか。」
男が指を鳴らした瞬間、俺らの身体がふわっと浮いた。
おそらく瞬間移動魔法だろう。
次に目に飛び込んできたのはどこかの建物だった。