FANTASTICSの姫は喰種１

30話 ページ31

次の日

慧人の家


颯太「………ん」


慧人「あ、起きた？」


颯太「……なんか…俺変わった？」


慧人「はい鏡」


颯太「！？」


慧人「右目だけ…赤いっしょ？」


颯太「なんで…」


慧人「隻眼の喰種だよ」


颯太「…成功…したんだ」


慧人「これ…颯太の好きなチョコ…食べてみ？」


颯太「うん……ﾊﾟｸｯ……っ！？」


慧人「吐きたいなら吐いてきていいよ」


ドタドタっ

オエッ………はぁ…


颯太「な、何これ……まるで泥を食べてる気分…」


慧人「体が喰種になった証拠だよ」


颯太「慧人達…今までこんなの食べてきたの…」


慧人「そうしないと人間に紛れることが出来ないから」


颯太「……」


慧人「ま、俺はらはひと噛みして、丸呑みして、10回くらい噛んでるように見せかけてってしてるよ。で、そのあとは吐く。そうしないと体調崩しちゃうから」


颯太「………大変だね」


慧人「あ！それと！明日から壱馬さんと慎さんの所に、特訓しに行くからね！」


颯太「えぇ…」


慧人「今のあんた弱いでしょ」


颯太「…はぁい」


慧人「よし！じゃあ仕事行こ」


颯太「うん…」





FANTASTICS


勇征「あー！2人ともきたー！」


夏喜「颯太ー！Aが寂しがってたよー？笑」


大樹「女の子に寂しい思いさせちゃダメよー笑」


A「な、そんなことないから！」


颯太「えっ……なになに！？もー！Aかーわーいーいー」ギュッ


A「へっ…/////」


黎弥「おーい！そこでイチャつくなよー！笑」


颯太「ごめーん笑」


A「……」





そして仕事終了後



慧人「颯太行くよー！」


颯太「あ、はーい！」


A「……」


勇征「…大丈夫…嫌われてないから」


A「うん…」




そんな日々が4日間続いた…



慧人「颯太…飲み込み早い」


颯太「ありがとう…」


慧人「慎さん…倒すって…なかなかだよ…」


颯太「…やりすぎてないかな」


慧人「あの人は強いから大丈夫笑」





壱馬「慎…大丈夫か？」


慎「……あいつ…SSSだよ」


壱馬「お前がそんなになってたらそりゃそーだ笑」


慎「…Aちゃんパワーか？」


壱馬「そうかもなぁ……って…もう傷癒えてるのかよ笑」


慎「犬神舐めないでくださーい」


壱馬「すみませんねー笑」



白狐討伐戦まで…あと2日

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