FANTASTICSの姫は喰種１

29話 ページ30

颯太「…つまり…そこに行けばいいの？」


慧人「まあ…そんな感じ」


颯太「……どこにあんの？」


慧人「○○区の○○病院」


颯太「…そこって…廃墟…」


慧人「だからそいつがそこにいんじゃん……俺もついてくから…一緒行こ」


颯太「…わかった」


壱馬「颯太君はそういう行動に出ると思ってたよ」


颯太「…壱馬さん」


壱馬「この先大変かもしれない……でも頑張れよ」


颯太「ありがとうございます！」


慧人「この後オフだから…今から行くよ」


颯太「あ、うん」


慧人「じゃあメンバーに言いに行こ…帰るって」


颯太「わかった」




FANTASTICS


慧人「リーダー！俺と颯太でこの後寄るとこあるんで帰りまーす！」


大樹「Aは！？」


慧人「壱馬さんが迎えくるってー…じゃ、さよならー！」


颯太「えっ！はや！」


バタンっ


A「………颯太」


勇征「颯太…女の子に寂しい思いさせちゃダメでしよ笑」


夏喜「まあ、たまには…ね？笑」


A「……颯太いないなら…狩ろ」


黎弥「あー、俺なんも聞いてない。うん。なーんも知らない」←


夏輝「黎弥w分かりやす笑」






慧人「ここ…」


颯太「…怖い」


「あ？何しに来た？」


「俺らの食い場なんだけど？」


慧人「あー、すみませんね……ここに用事があるんで」


「ああ？」


慧人「会話通じねーのかよ……じゃ死んで」


ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ


「っ……」

「…」


慧人「…行くよ」


颯太「…うん」




「何しに来た？」


慧人「久しぶりです笑」


「ああ……で、何故ここに？」


慧人「この子を…喰種にしてくれませんか」


「君は喰種になりたいのかい？」


颯太「は、はい！」


「わかった……君に会う赫子は……鱗赫だね…」


颯太「？？？」


「…麻酔かけて寝かせるからね…チクッとするよ」


颯太「あ、はい…」


「すぐ眠くなるよ…」


颯太「……( _ _)zzz」


慧人「……はや」


「明日まで目は覚めないから…」


慧人「分かりました…」


「…じゃあ始めるよ」


慧人「はーい」





「終わった」


慧人「…手際良すぎて…わかんなかった」


「…慧人君…ちゃんとこの子を見張るんだよ？」


慧人「はい！笑」

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