FANTASTICSの姫は喰種１

24話 ページ25

Aside

颯太くんを好きと気づいてから１ヶ月くらい……

少し前にflyingfishというシングルもだして……

リリイベも終わった頃…

最近中目黒に白鳩が必要以上にいる気がする…
気をつけないとやばいな…



颯太「おーい？大丈夫ー？おーい？」


A「へっ？な、なに？」


颯太「ボーっとしてた！」


A「あ、ごめん、考え事してた」


颯太「溜め込んじゃダメよー？笑」


A「うん笑」


【白狐撃退のためCGCは動き出している様子です！中目黒での目撃情報が多い事から中目黒を集中的に警備しているらしいです。周囲の皆様は白狐という喰種にご注意ください！】


大樹「怖いな…」


黎弥「事務所から遠いとこだといいな…」


勇征「最近のニュースこればっかだよなぁ」


颯太「…」


勇征「ん？颯太どした？怖いのかぁ？笑」


颯太「喰種って…喰種全員が悪い奴らなのかなって」


A「！？」


勇征「…わかんねぇけど…人を喰うっていうのは…怖いからな」


颯太「そっか…」


A「………」


慧人「大丈夫(ﾎﾞｿｯ)」


A「…うん」


颯太「慧人…飲み物買いに行こ」


慧人「いいよー！」


バタンっ


A「みんなにとって…喰種の印象って何？」


大樹「俺は存在しないで欲しいかな…人を喰うって…ありえないって思うし怖いし」


世界「俺も同じー」


A「そうだよね…笑」


勇征「Aちゃん急にどうしたの？笑」


A「気になっただけだよ！笑」


勇征「そっかそっか笑」







颯太「慧人…相談があるんだ…」


慧人「ん？どした？」


颯太「俺……Aを守れる人になりたいんだ」


慧人「………でもAはとても強い…颯太に守られるような子じゃないよ」


颯太「確かにそうかもしれない…でも男として…守れず逆に守られるのはもう嫌なんだ……どうしたら…人間が喰種を守れるの？」


慧人「…CGCに言わない事…それしかないよ」


颯太「……」


慧人「もう1つあるけど…それはオススメしないし…言えない」


颯太「教えてよ！守れるようになるなら…知りたいんだ…お願いだよ…」


慧人「……喰種になる事」


颯太「えっ…」


慧人「……でも俺らの体になって得することなんてないから！颯太は人間でいいの！笑」


颯太「………うん」


慧人「今のは気にしないで！戻ろ！」


颯太「…うん」

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