FANTASTICSの姫は喰種１

17話 ページ18

A「なっ！危ないっ！」


ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ


A「っ…ｹﾞﾎｯ…はぁ…」


颯太「A…ちゃん……大丈夫……」


A「…守れてよかった」


「…このビームが当たれば…お前は死ぬ！」


A「人間が人をころすんじゃねぇ！」

ﾄﾞﾝｯ


颯太「えっ…」


A「ｸﾞﾊｯ…」


「狐さんも…終わりか…ﾆﾔｧ」


A「……死にたくない…な」


颯太「う…そ…誰かっ…」


ｸﾞｻｯ


「…てめぇ…黒狐…」


壱馬「……人も一緒に…捜査官としてどーなんだよ」


A「お兄…ちゃん」


壱馬「…遅くなってごめん」


A「ばか…」


颯太「……か…ずまさん？(ﾎﾞｿｯ)」


「2人まとめて殺してやるよ！」


壱馬「させねーよ…」ｸﾞｻｯｸﾞｻｯ


「っ………」


壱馬「白狐に体力使いすぎたんじゃねーの？笑」


A「…ありがと」


壱馬「お前が負けるなんて珍しいな」


A「颯太君…守ったら…ダメージ…めっちゃくらっちゃった…」


壱馬「…よく守ったな」


A「……ん」


壱馬「気失ったか…」


颯太「あ…の…壱馬さん…ですよね？」


壱馬「バレた？笑」


颯太「Aちゃん…大丈夫なんですか？」


壱馬「生きてるけど…気失ってる」


颯太「…そうですか」


壱馬「心配させてごめんな笑」


颯太「大丈夫です…」


壱馬「俺こいつ連れて家帰るわ……颯太もそろそろ帰りな」


颯太「…はい」





家


壱馬「…結構重傷じゃねーか」


A「…」


壱馬「腹に穴開けちゃってさ……明日までに傷癒えるかな……ちゃんと守ったの…偉かったな」



颯太side


Aちゃん…喰種だったんだ……

でも何でかな…不思議と…追放しようとは思えないな……

あの子は…優しくて……俺依存してるなぁ笑


きっと…裏切られたって……喰種だから追放されちゃったんだろうな…

俺は絶対追放しない……守れるようになりたい

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