尊重できないもの 44 ページ45
レッスンといっても誰かに教えたりする経験は無いに等しいので僕がいつもやっている練習を3人でもできるように崩してやってもらう事にした
まずは歌ったり踊ったり、それからステージの上で歩く時に軸がズレないようにする練習
まぁ、簡単に言えば少し段差がある所で左右に体が揺れず中心を保ったまま歩けるかってやつなんだけども…
「恋ちゃん先輩！これヤバイんだぜグラグラするんだぜ〜」
『あんまり周りキョロキョロ見ないでね〜。お客さんからしたらなんでキョロキョロしてるんだろ〜って思われるよ〜』
「頑張るんだぜ…っっっ！」
次は、歌う時のビブラートやがなりなどのアクセントの練習
Ra*bits はかわいい曲が多いいのでがなりとビブラートは要らないかなとは思うんだけど、歌い終わりで伸ばしていい所で息がきつくなったのか切れちゃうところがあったりするらしいので、それを治していこうって感じかな
『いち、に、さんはい』
「あーーーーーーーーーーー」
『うん。さっきより少し伸びたね』
お腹に手を当てて声を出す発声。真白くんは先程より少し声を出す時間が伸びた
「！ありがとうございます！」
最後に皆で並び立ち位置などの確認やシンクロ率の確認
まぁ、単純に綺麗に皆の振り付けが揃うとカッコイイよねって話
『紫之くんは少し早めに右手を上げてみるといいかも、そしたら丁度みんなと綺麗に揃うから』
「はい！頑張ります」
そのあとも、レッスンは続き空がオレンジに染る頃まで踊ったり歌ったりした3人はヘトヘト
『よし、もうおしまいにしようか。』
「はい！お疲れ様でした、ありがとうございました！」
「恋ちゃん先輩のレッスンはハードだけど楽しかったんだぜ！！！」
「本当に、ありがとうございました！藍田先輩」
その日は、笑顔でお礼を言ってくれる3人を校門まで見送り、僕は荷物を持って帰路に着いた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Dell(プロフ) - ★さん» 初めまして、コメントありがとうございます。当作品の主人公は女の子です。ボクっ娘 となります。注意喚起しておりませんでした申し訳ございません！ (2021年1月26日 17時) (
レス) id: 84f4d254db (このIDを非表示/違反報告)
★ - 1つお伺いしたいのですが主人公は女の子ですよね？何故一人称が｢僕｣何ですか、、？ボクっ娘ですか？！ (2021年1月22日 13時) (レス) id: 0324f0d530 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Dell | 作成日時：2020年7月3日 20時
