あの少女はとある一族の生き残り 3

狙われた九尾 2 ページ46

爆発された場所は跡形も無く消えていて煙が立ち込む

　「A！大丈夫？」

　「うん、なんとか……」

ミナトとAは飛雷神を使って外に出ていた

　「A、ミナト！大丈夫かえ!?」

物陰に隠れていたビワコとタジか出てくる

　「はい、大丈夫です。ですが……クシナが」

　「九尾が狙いか……」

ミナトが説明した

　「ビワコ様とタジさんは早く里に戻ってこの事を三代目に伝えてください！」

ビワコとタジは頷き急いで里に戻っていった

　「ごめんね、ナルト……もう大丈夫だから」

静かに寝ているナルトにAは謝る

　「……飛雷神の術を無理やり使わされた…。クシナと引き離されたか……急がないと！」

　「……父さん。母さんをよろしく」

「ああ。ナルトを…頼んだよ」

　「うん」

Aは飛雷神で安全な場所に飛ぶ

　「ここなら平気だよ。……ナルトもう少し待っててね。今父さんが母さんを助けに行ってるから…大丈夫」

涙を堪えてナルトに話しかける

　「……白狐」

　「はい、A様」

　「もしもの時は……頼むよ」

　「了解です」

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