あの少女はとある一族の生き残り 3

息子の名前 ページ40

「A、ちょっといいかな？」

　「何？父さん」

ミナトに呼ばたA

　「君に頼みたい事があってね」

ミナトの頼みとは10ヵ月の間クシナの隣にいることだった

　「…でも、任務は？」

　「大丈夫！その頼みがAの任務だから」

　「え……？」

いつの間にか彼女の任務を変更させられていた

　「これは父親としての……火影としての頼みだ。受けてくれるね？」

ミナトの目は本気だったので彼女はコクンと頷く

　「ありがとう。念の為、火影直属の暗部を1人付けておくよ」

　「……カカシなの？」

　「ん、もちろん。彼なら大丈夫だよ」

実はミナトの薦めでカカシは暗部に配属したのだ

　「ん、了解」

Aはそう言ってクシナの所へ向かった

数ヵ月が過ぎた頃、自来也が家を訪ねてきた

　「お久しぶりです。自来也先生」

　「おお、ミナト！火影になったそうじゃのォ」

　「はい」

そうかそうかと自来也は頷く

　「お久しぶりです。自来也様」

　「その声はAではないか！元気にしとったか？」

　「はい、お陰様で」

Aはニコッと笑う

ミナトは自来也が書いた小説『ド根性忍伝』を読んでいる

　「おぉ！ワシのド根性忍伝を読んでくれておるんかァ？」

自来也はそう言いながらミナトの肩を思いっきり叩く

　「いやー、しかし処女作だしまだ文章も稚拙であまり出来は良くないんだがのォ？」

「いや、そんなことないです！この物語はすごいです！」

とミナトは絶賛する

その後、産まれてくる子供の話になり……

ミナトが口にしたのは

"ナルト"

自来也が書いたド根性忍伝の主人公から取った名だ

　「そんな名前でいいのか？ただラーメンを食べながら考えた適当な名前なんだがのォ……」

　「ナルト……。良い名前ですね。この子もきっと喜んでくれますよ」

自来也は論を立てるもミナトとクシナは息子の名前にしたいと言った

　「先生はこの子の名付け親ですね！」

ニカッと笑うミナト

　「…そんなに言うのであれば仕方ないか」

そんな流れでその子の名前はナルトに決まった

　「ナルトか……きっと元気いっぱいでやんちゃな子に育つんだろうなぁ」

顔や髪の色は父親似かな？と考えながらニコニコするA

　「やっぱり家族っていいね」

これから産まれてくるであろうナルトとの対面を楽しみだなと心のそこから思ったのだった



〜〜〜〜〜〜〜〜
超お久しぶりです！1年以上待たせてしまって申し訳ないです……))次はついに悲劇が……!?←

出産→←妊娠

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す