#俺が見たのは ページ28
炭治郎目線です。
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朝が来た。暖かい日差しが俺を照らす。
「おはようございます」
ここの家の主であるひささんがにこやかな笑顔で挨拶をしてくれた。
「おはようございます！」
俺も挨拶を返す。
だが俺の心は混乱していた。
彩。それは美しく優しい1人の少女。
俺よりも幼い天使。
「彩…」
ほろりとその名を呼ぶ。
俺は知っている。あの日彩は強がっていたということを。
密かに泣き続けていたという事を。
俺達の為に自分を傷付けてまで嘘をついていたこを。
「痛い…」
心が。
「炭治郎っ！！！」
いきなり襖が開かれた。俺は目をはる。
その声は善逸だった。
善逸は走ってきたのだからかハーハーと苦しそうに息をついていた。
その姿を見て何かが起きたと感じる。
「どうしたんだ善逸」
興奮状態である善逸を落ち着けるようにゆっくりと話す。
善逸は流れてきた汗を手で脱ぐう。
「彩ちゃんが」
彩…？
「変わっている」
はっ…？
「どういう事だ？」
俺は善逸の言葉が理解出来ずに問い返す。
善逸は苛立ちながらチッと舌打ちをする。
「そのままの意味だよ。今の彩ちゃんは俺らの事を忘れている。どこか表情が硬い。これは俺達が思った以上にヤバイかもしれない。」
「俺らの事を忘れている？」
そんなはずがないだろう？
俺はそういうことができなかった。
上杉さんが俺を止めたからだ。
「上杉さん…いつの間に？」
上杉さんは俺を横目に見ながら一言呟く。
「今」
「そんぐらい知っとるわ」
すかさず善逸が噛み付く。
仲悪いな2人…。
「我妻が見たのは立花だ。」
上杉さんは善逸に絡むのを辞めたらしく話を進める。
成長したんだな…！
「だが立花じゃない。立花を顔をした人形。」
「人形？」
上杉さんは細い首を縦に振る。
「あぁ。人間だが人間でない。感情が全くないいいなり人形。」
俺はゴクリと唾を飲む。
彩を救える一歩を踏み出した気になったからだ。
待ってろ彩。助けるからな。
ラッキーアイテム
チョコの詰め合わせ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラクター
砂原
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翼推し - 続きが読みたいです (2023年2月19日 10時) (
レス) @page43 id: eb3896f694 (このIDを非表示/違反報告)
sera - 続きが気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2021年12月29日 9時) (レス) @page43 id: 6da08a0d8c (このIDを非表示/違反報告)
Lua - 面白かったです！早く続き読みたいです！ (2021年8月11日 8時) (レス) id: 7cef825e60 (このIDを非表示/違反報告)
★MIRAI★(プロフ) - いちご大福さん» おっいちご大福さんっ！今すぐ見に行きますねっ！楽しみですっ！ (2020年8月6日 17時) (レス) id: e32b3d7751 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 初投稿してみました｡kz事件ノート、ミステリアスで作者いちご大福になっています。時間があったら見てください！！Σ(×_×;)! (2020年8月4日 15時) (レス) id: abab5bea9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊MIRAI＊ x他2人 | 作成日時：2020年5月28日 10時
