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#どんなに願っても朝はくる ページ27

明日から又学校だぁ…。


彩目線です。

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銀色と赤色のグラデーションの髪の毛が太陽の光にあたる。



私は涙でぐしゃぐしゃの顔をそっと上げた。




『きた』




心が"鬼"になる時が。




紅色に染まる瞳は鬼そのもも。




私は立ち上がる。




覚悟は出来てるよね?




私の中にいるもう1人の私が私に囁く。




悪魔の囁きだ。




『分かってる』




鬼子の私が生きてしまっているから。




髪の毛がふわりと揺れる。




先の方からショコラブラウン色に染まった。



私はそっと目を閉じる。




怖いから。




人間じゃなくなるのが怖いから。




最後の涙がスーと落ちる。




『さようなら』





私。




10秒程たった。その姿は立花彩そのもの。




私は目を開ける。




その目は




もう




"光などなかった"




鬼になったのだ。人間の皮を被った鬼に。




「おはようございます」




ふと彩の耳にひさの声が響く。




「おはようございます!」




炭治郎の明るい声も。




先程までの彩はその声に感情を抱いていだろう。




だが今は何の感情も湧いていない。




"美しい人形"。




笑いもしない。泣きもしない。




息をするだけのただの"人形"。




それでいいのか彩。



兄の声が彩の頭に響きわたる。




『いいのお兄ちゃん』




にこりとも笑わず淡々と彩は話す。





『これは完璧の私なんだから』




本当は違うはずなのに。




私はひささんの方へ向かう。




「彩ちゃん…?」




途中で善逸と会った。




彩は光を宿さない目で善逸を見つけるとニコリと笑った。




冷えきった笑顔で。



つい善逸が「ヒッ」と声をもらす程の冷えきった笑顔で。




『おはようございます"善逸さん"』




『今日は宜しくお願いしますね』私は続けて話すが善逸は固まったままだ。




私は横目で固まった善逸見ながら又歩きだす。




「彩ちゃん…。絶対に助けるから」




善逸がポツリと呟く。




その言葉通りに



私を



救う事なんて




出来ない









救ってよ。

#俺が見たのは→←#出来ない


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翼推し - 続きが読みたいです (2023年2月19日 10時) (レス) @page43 id: eb3896f694 (このIDを非表示/違反報告)
sera - 続きが気になります!更新頑張ってください!応援してます! (2021年12月29日 9時) (レス) @page43 id: 6da08a0d8c (このIDを非表示/違反報告)
Lua - 面白かったです!早く続き読みたいです! (2021年8月11日 8時) (レス) id: 7cef825e60 (このIDを非表示/違反報告)
★MIRAI★(プロフ) - いちご大福さん» おっいちご大福さんっ!今すぐ見に行きますねっ!楽しみですっ! (2020年8月6日 17時) (レス) id: e32b3d7751 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福 - 初投稿してみました。kz事件ノート、ミステリアスで作者いちご大福になっています。時間があったら見てください!!Σ(×_×;)! (2020年8月4日 15時) (レス) id: abab5bea9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*MIRAI* x他2人 | 作成日時:2020年5月28日 10時

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