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どうすればいいのか、

鬼道は考え込んでしまった。



でもこれめちゃくちゃ単純なことだ。


A「佐久間にボールを渡さない。これは出来ると思う。」


突然私が話し出したためか、少しびっくりしてこちらに視線が集まった。



A「……源田にあの技を出す暇を与えなければいい。」


一之瀬「一体どうやって……」


A「キーパー技なんてタイミングがあわなきゃ出せないでしょ?

だから追いつけないくらい速いシュートを打つか、シュートチェインとかでひたすら源田をかき乱すか。」



















鬼道「日向……」


A「大丈夫でしょ。吹雪、染岡、やってくれるよね」


吹雪「ああ!俺に任せな!」

染岡「俺も協力するぜ!」


こういう時、俺よりもずっと、このチームで誰よりも冷静に作戦を立てれるのが日向だ。


A「吹雪が抜けても佐久間にボールを渡さなければいいんでしょ。

ね、一之瀬。できるよね」


そう言うと一之瀬は俺の肩に手を置いた。


一之瀬「ああ!

大丈夫さ、鬼道。佐久間にボールは渡さない。

サッカーができない辛さは俺が一番わかってる。」



日向の言葉に全員が理解し、

日向が周りに呼びかける。


一之瀬「それに、Aも手伝ってくれるしな!」

A「は、なんで」



普段やる気がなさそうに見えて、誰よりも冷静に判断できるのが日向だ。



鬼道「お前はこういう時本当に頼もしいな」

A「…フィ」



視線を逸らされてしまったが、これはこいつなりの照れ隠しだろう。


お前にはお前にしかない影響力があるんだ。



円堂「サッカーが好きなやつに敵も味方もない!

やろうぜ!鬼道!!」







俺は強く頷いた。



円堂「2人を守って試合に勝つんだ!」




「「「おお!!!!」」」









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リオン(プロフ) - 日向ちゃんも、珠生ちゃんもどちらのお話も大好きです!!自分のペースでいいので更新していただけると嬉しいです。自分はずっと待っていますし、応援しています!! (2021年1月1日 16時) (レス) id: e704f87021 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます!ペースはまばらですが順番に更新していきます:) (2019年8月31日 13時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 続き待ってます! (2019年8月15日 2時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:汐音 | 作成日時:2019年7月19日 14時

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