【おそ松さん×鋼の錬金術師】運命の赤い糸

十三話 ページ16

(人1)「ていうか、長男組が一緒なんて、珍しいね」

おそ松「まあ、今日はね。俺もいい加減授業に出ないと、成績ヤバいから」

(人1)「あっ、成程ね」

(人2)「確かに、おそ松さん、全然授業に出ませんしね」

(人1)「それで、よく進級できるなって、つくづく思うよ」

おそ松「まあ、カリスマだから？これ位はできるよ」

カラ松「まあ、俺達で勉強を教えているしな」

チョロ松「当然、留年なんてさせないから」

おそ松「ちょっと〜？二人共」

メイ「あっ、うちのエンヴィー兄様も同じです。いつもラスト姉様に勉強を教えて貰っているんです」

おそ松「それ、寧ろ俺からしたら、羨ましいよ。野郎に教えて貰うよりはまだマシだよ」

メイ「でも、一問でも間違えると、投げナイフが飛んでくるんです」

長男組「投げナイフ！？」

(人1)「そう言えば、ラスト先生って、昔は喧嘩上等！って時期があったんだっけ？」

(人2)「グリード先生も昔はそうだったって聞きました。メイさんも、自身の身を守るために喧嘩の仕方を覚えたと聞きました」

長男組「喧嘩上等一家」

メイ「否定しません」

チョロ松「確かに、この前、カラ松が怪我して来た時、凄い治療を受けそうになったって聞いた」

カラ松「あれは殺されるかと思った。治療中に、麻酔なしの手術受けて見ない？と言われた」

メイ「うちの姉がすみません！」

チョロ松「まあ、俺はグリード先生に痛い目にあいそうになったけど」

メイ「うちの兄姉がすみません！」

カラ松、チョロ松「いえいえ」

おそ松「それを考えると、メイちゃんは一番マトモだね」

メイ「やっていい人とやっては駄目な人間で分けていますので」

おそ松「そっか。メイちゃんは優しいね」

そう言うと、おそ松はメイの頭を撫でた。

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