【薄桜鬼】副長の女はお〇〇好き。 (ページ5)

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池田屋事件...のちょっと前。ページ5

『はい、歳さん。右腕通してね～』

土方「ガキ扱いするんじゃねぇよ！」

『え、ひとりで羽織も着れないのに！？』

ただいま、歳さんに羽織を着せてあげてまーす。
のちの言われる、池田屋事件が始まろうとしているのです_______

土方「着れるわッ！！←」

『怒ったwww』

土方「ったく・・・
戦いの前なんだ、お前に...」

わたしに......？

不意に右手を引かれ、私の体は歳さんの腕の中。
彼の鼓動が心地いい______

土方「甘えさせてくれ____」

ちょうどいい感じにぎゅっと抱きしめてくれる。

土方「怪我.....すんじゃねぇぞ。」

『わかってるっての。
心配性だな、歳さんは。』

土方「お前相手だとそうなっちまうんだよ。」

そう言うと、歳さんは私の目をまっすぐに見つめてくる。
気をぬくと、その目に全てを吸い込まれそうで...

しだいに近くなる歳さんの顔_____

『てか、私監察型のほうに回るから怪我する要素なくない？』

「たく...てめぇは！
なんでいい雰囲気を壊しちまうんだよ。はぁ....どっちにしろ戦いなんだ。
怪我することはある。だから、絶対無事でいやがれ。」

ぐいっと顎を掴まれ、わずかな時間の口付け。

『はーい( *´艸｀)』

戦いの前だけど...とっても幸せだった。