feeling.10 club activities ページ12
ー部活動時間ー
(第三者side)
風「A、遅くないか?」
緑「何かあったのかなぁー」
そう、いつまで経ってもAが来ないのだ。
彼女のことだ、何かあったとしか想定出来ないがー…
と、その途端
ーバァンッ!!
思いっきりドアが開く音が部室に響いた。
貴「…遅れてすまない」
額や顔に汗を浮かべながら短く謝罪をした。
見た感じだと、全力疾走してきたようだと見受けられる。
円「何かあったのか!?」
貴「…呼び出されていたんだ。告白…?ってやつをされた。
10人くらいだった。何故か女子も混ざっていたんだけど…」
彼女は容姿が美形な上、中性的な雰囲気を纏っているので
男女構わずモテまくりな訳だ。
だから呼び出されては断り…
繰り返してきたので、時間が押してしまった…という訳だろうか。
吹「男女構わずモテるね…!羨ましいくらい」
貴「…疲れるから、その…やめといたほうがいい、よ」
戸惑い気味に彼女は言う。無表情ながらも、疲労が感じられた。
貴「改めて、本入部した凜堂A。よろしく」
円「おぅっ!サッカー部へようこそ!…なんてな♪」
風「お前が言うとなんか…冗談に聞こえないな;;」
端から見れば、明るく楽しいサッカー部、と見られるだろう。
だが彼女には…
(貴方side)
『変』な人達。
それがサッカー部の第一印象だった。
僕を笑わせる、とか。笑顔にする、とか。
本当に意味が分からない。
貴「……」
彼等の輪の中には、いつも円堂がいる。
…僕にはそれが少し、直視不可能なほどに眩しくて。
ー憧れるんだよなー
涼「おい、凜堂?」
貴「ー…!!」
あ、また僕ボーッとしてた。我ながら…
貴「ごめんね。何のようかな」
そう涼野君に伝えると、表情が読み取れない目で見つめてくる。
僕も人の事、あんまり言えたりしないけど
涼「…お前、感情を殺してるんだな。」
…は!?
貴「こ…殺して…る…?」
ギリギリのラインでポーカーフェイスを保ちながら問いかけた。
涼「我慢、してるように見えるから。
笑いたいなら、笑えば良い…けど
何か理由あるみたいだな」
…なに、この人。
全てお見通し、って訳?
僕は、まだまだ未熟だな…
笑わないでいるのが精一杯?
この前までは出来てたのに、ポーカーフェイス。
風「それでさ〜…」
貴「…」
あぁ、彼のせいか。
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亜麗ノア(プロフ) - 作夜さん» その様に思わせてしまい、申し訳ありません。今後気を付けるようにします。その様に言っていただき、ありがとうございます! (2012年10月21日 7時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
作夜(プロフ) - 自分で駄作と言って低評価は駄目っておかしくないですか?でも、僕はおもしろいと思いましたよ (2012年10月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 5d6a5ec957 (このIDを非表示/違反報告)
ruka@神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» よろしくおねがいします!!┌(┌^o^)┐← (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
亜麗ノア(プロフ) - ruka@神命((さん» すごい!一日で続編!?半端ない…!!今すぐ小説に出現しますぜ!← (2012年10月13日 21時) (携帯から) (レス) id: d37f8ae8d8 (このIDを非表示/違反報告)
ruka@神命(((プロフ) - 亜麗ノアさん» えっと、一昨日作り始めて・・・続編行ってもうた←あ、題名は【イナGO】俺の事、女子だと思った人ォォォォォ!!挙手ゥゥゥ!!←だよ!! (2012年10月13日 21時) (レス) id: 329bd863c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*Noah* | 作成日時:2012年10月5日 22時