ちょっと待ってよ緑間クン。

▽chapter04 ページ6

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『うわぁ…あっつ。』









先ほど宮地先輩に教えてもらった通り、

私は自動販売機に向かっています。









なぜって？









あの後緑色クンがですね、怒っちゃったんですよ、激おこプンプン丸並に。









え。





だって半径5ｍ以内に入るなって言われても

普通に困りません？









てなわけで今に至ってます。






普通、私みたいなレディーに行かせるなんて

ありえない((









.


遂に見えてきた自動販売機。





『…あったーーー！』









私のことも考えず、ギラギラと照りつける太陽。




まるで私を避難する緑色クンのよう。









｢…ｸｼｭﾝｯ｣








こんな可愛いくしゃみを緑色がしてたなんて

知ったこっちゃない。









『よし、お汁粉お汁粉っと！』









｢何をしているのかな、三木原？｣


『…ゲ。』








今日は本当についてない。


この先生の授業の時間、寝ててペナルティ出されたんだった…









｢ゲ、じゃないだろ！帰宅部なんだから早く家に帰ってペナルティやること。｣






『…ﾁｯ はーい、分かりましたー(棒)』






｢早く帰るんだぞー｣









そんなことをいってバーコード頭の先生は去っていった。









ピッ






ガチャン









『よし、今度こそお汁粉ゲット！』









これを緑色に渡して、今日はとりあえず早く帰ろう。





というか、帰りたい。









…てか帰ります。

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