空白の日常 ページ6
ちょっっと、まっって!!
何コレ!?
た・・・確かに、会いたいとは言いましたよ。思いましたよ? でも、普通行ったこともない征十郎の家の前に投げ出さないで下さいよ。
これでも、一応数年間ずっと病院に居たんですからね!!
『ねぇ、早く行くよ。立って。』
征十郎は、そこにあった・・・多分私の物なんだろうカバンを手にとり中へ入って行った。
それに、追いつくように孤乃葉曰わく雫は走ってついて行った。
『あ・・・あの〜?』
赤司が、手を休めた所で状況が分かっていない孤乃葉は、機嫌を伺いながら質問をした。
『何だい?』
赤司は、首を傾げた。
『わ・・・私は、何でこんな所に・・・』
知っていたのに、自分がそう願ったからと分かっている癖に・・・聞いてみたくなった。
『あぁ、父さんが今日から親戚の子が来るって言ってたんだ。 知らなかったのかい?』
正直返答に困る。
あの世の果てから、あなたに会うためにやってきた青葉雫で〜す!! なんて、言えないよね?
ってか、普通分からないよね?
孤乃葉は、めんどくさいので、こう答えた
『私、記憶喪失なんです。』
これが、一番最適と考え&思いつき途端に口で発してしまった。
『そうか、それはしょうがないな。 まぁ、今はこの部屋に居てくれ。父さんが、帰ってきたら話そう。』
連れられてきてみたら、結構広い部屋だった。
その後、私は部屋へ入り。征十郎は、用事があるのでどこかの部屋へ行った。
『征十郎に、会えた・・・。』
さっきまで、出さなかった涙が二つの瞳を潤わせた。
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今晩は、翠憐です。結構遅くなってしまいました。すみません(┳◇┳)
でも、じゃんじゃん描いていきます♪
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作成日時:2013年9月1日 0時