部活 ページ20
『嘘でしょ?空耳でしょ?』
赤『嘘じゃない。あの時は、少しからかいすぎた。』
キスをしようとした時の事だ。ってか、あれ・・・からかってたの?
『赤司君・・・・もうしないで・・・』
私が、『もうしないで』っと言ったのには理由が、2つある。
一つは、単に嫌。
二つは、何かされると心が壊れてしまいそうに何も無くなってしまいそうになるからだ。
赤『分かった。・・・多分。』
するんかい!!
心の中で、1人ツッコミをいれる孤乃葉。
赤『そうだ。』
一瞬、心なしか彼の口元が緩んだような気がした。
何故か、寒気がする。
・・・・嫌な、予感が・・・
赤『さっきの、続きをしようじゃないか。』
『い・・・・嫌っっっっ!!』
彼は、ニヤリと口を緩ませて孤乃葉の反応を楽しむ。
赤『そうだ、お仕置きは・・・』
ゴックン
思わず、息を呑んでしまう。
だって、彼がさっきからずっと笑って居るんだもの。
赤『・・・バスケ部に、入ってもらう。』
『私、運動出来ないし・・・・・・・ってか、何で赤司君に指図されなきゃいけないの!?』
顔を赤くし、頬を膨らませて怒る。
でも、彼は全く怖がらない。
赤『大丈夫だ。孤乃葉には、マネージャーを、やってもらう。』
一瞬、何言ってるのこの人?と思った。
赤『っと、言うわけでマネージャーをやってもらう。これは、絶対だ。』
えぇぇぇ。決まっちゃってるの?驚きを隠せずに、顔にでてしまう。
『む・・・・無理だって!!』
赤『大丈夫だ。僕が居る。』
『違うっっっ!!』彼の、手を振り払う。
そうすると、彼は私の両肩を掴んできた。
赤『すると、言うまで此処から出さないよ。』
ガチャッ
図書室を、閉める鍵の音がこの部屋に響き渡った。
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作成日時:2013年9月1日 0時