学校1 ページ15
ポーッと初めて見る景色に感動中。
今は、秋だから木々には綺麗で美しい紅葉が咲いていた。
ひらひらと、池のような所へ落ちていく。
『うわぁー綺麗!!。』
思わず、心の声が外に漏れる。
赤『そんなに、凄いかい?』
彼は、横でフフッと鼻で笑いこちらに目線を向ける。
『うん!!とーぜん!!』
赤『やっぱり、綺麗だな。京都の紅葉は・・・』
彼が、その言葉を吐くと私はハッとなる。
『ここって、京都なの!?』
そう言えば、死ぬ前とか、征十郎が京都に行く事なんて知らなかったし、自分が征十郎に会いに行きたいと思ってきても誰も教えてくれなかった。
・・・つまり、私は自分の所在地を知らないまま彼と会っていたと言うことになってしまう。
自分のバカさ加減を今、痛感しました。
赤『そんな事も、知らなかったのか。孤乃葉は、見かけによらず馬鹿だな。』
『知らなかったものは、知らなかったんですぅぅぅ!!』
さっきまで、動いていた車が知らない学校の校門近くに止まった。
・・・私、本当に知らないことばっかだなぁ。
赤『ここからは、歩いて行くよ。』
そう言うと、車を降り始める彼。慌てて渡された鞄を持って車を降りる。
私達二人が車から降りたのを確認するとさっき来た道の方へ帰って行った。
赤『さぁ、早くついて来て。離れたら迷子になる孤乃葉。』
なんと、失礼なぁぁぁ!!というとても大きな声が、彼の背中に浴びせる。
ついて行く事約2分で校門まで行くことができた。
入って行くのと同時に、文化祭と書かれた看板を持って運んでいる人と細かい飾り付けしている人が大勢いた。
文化祭か、何かをするのかなぁ。
歩いていくたび、周りの人が度々こちらをチラ見してきた。
まぁ、無理の無いことだと思う。とても、イケメンでバスケで名が知られているらしい赤司征十朗と今日転校してくる私が一緒に居るのだ。見ない方がおかしいくらいだ。
ドン
私は、黒髪の背がとても高い人にあたってしまった。
『あら?ごめんなさいね。あたってしまって。』
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ここまで、読んで下さってありがとうごさいます(≧∇≦)
こんな駄作者が、書いた小説をお気に入りに入れて下さった人が9人いらっしゃるだけで私はとても嬉しいです。
観覧者数が、1000を越えていたのも驚きました。これからも書きたいと思います。
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作成日時:2013年9月1日 0時