●松野家にて ページ9
Aside
男の人の家に入るのなんて初めてだから、ちょっと緊張しちゃうな‥‥‥
ガラガラガラ‥‥
6「ただいまー」
あ「お、おじゃまします‥‥」
すると、奥からお母様らしき方が‥‥
母「あらニートたち、今日は遅かったのね。って女の子?!誰がこんなかわいい子ゲットしたの?」
あ「すみません、おじゃましてます。雨宮Aと申します。今日はおそ松くんたちに助けていただいて‥‥」
母「あら!このニートたちが?!」
あ「はい!みなさん素敵な方々で、本当に助かりました!」
お(今「素敵」って言った?やっぱり?!俺カリレジェだもん!)
カ(フッ‥‥素敵、か‥‥美しい響きだ‥‥)
チ(今Aちゃん僕たちのこと褒めた?!こんなクズでニートで童貞の僕たちにも優しい‥‥天使なの?!)
母「ニートたち、たまにはやるじゃない!Aちゃんも、今日は遅いからお夕飯食べていって!」
あ「本当ですか?!じゃあお言葉に甘えて‥‥」
十「えー!Aちゃんも一緒!?やったー!!」
あ「じゃあ、おじゃまします!」
靴を脱いでお家のなかにはいった。
一「A、こっち」
あ「あ、ありがとう///」
一松くんが照れながらリビングまでの道を案内してくれた。釣られてこっちも照れちゃうよ///ちょっとかわいい、かも‥‥?
お家はとても広いけど、不思議と緊張感はなく、とても居心地がよかった。
キッチンに行くと、お母さんがもう夜ご飯の準備を始めていた。
あ「お母さん、私も手伝います」
母「あらあら、いいのよ!Aちゃんはゆっくりしてて」
あ「いえ!今日はたくさんお世話になったので、私にも何かお手伝いさせてください!」
母「じゃあ、これをお皿に盛り付けてくれるかしら?」
あ「はい、これですね!」
母「ほんと助かるわ〜!こんな素敵な子と誰か一人でも結婚してくれれば母さん幸せ♡」
けっ、結婚?!今日会ったばっかりなんですけど?!
あ「結婚なんて‥‥お母さん気が早いですよ笑」
結婚かぁ‥‥小さいときはしたいと思ってたなぁ‥‥。
私もいつか、心から好きだと思える人に出逢えるといいな。
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作者名:ちとせ | 作成日時:2020年10月22日 1時