謎のスマホ ページ5
カラ松side
今日も光り輝くサンシャイン、とオレ…
爽やかに吹き抜ける風、とオレ…
この完璧なシチュエーションに唯一足りないものは、カラ松ガールズだッッ！
「ねぇねぇ」
フッ、ついにこの時が───
カ「やっと来たかいカラ松ガーr」
チ「いやチョロ松だから」
カ「おっと、すまない。シャイなカラ松ガールズが声を掛けにきたのかと」
チ「なわけないでしょ。
ていうか見て見て！これにゃーちゃんのうちわ！かわいくない？！天使じゃない？！」
カ「そうだな。今日もブラザーが幸せそうでなによりだ」
チ「やっぱりかわいいわぁ……天使？天使なのかなぁ……」
チョロ松はにゃーちゃんというアイドルにぞっこんらしい。まぁオレには世界中のカラ松ガールズがいるし、チョロ松が幸せなら、それが一番だ。
おっと、あれは……
お「も〜今日も負けちゃったよぉ〜」
チ「あ、おそ松兄さん」
カ「おそ松、また負けたのか？」
お「これで31連敗目！もぉいつになったら勝てるんだよぉ〜おにーちゃんのこと慰めて〜」
チ「ベタベタ触んな！」
カ「おそ松、今日はダメでも明日は勝利の女神が微笑むかもしれないだろう？」
お「カラ松ぅ〜おにーちゃんうれし〜」
チ「何この長男、鬱陶しいわぁ」
お「あ、一松ぅ、さっきからチョロ松くんがひどいんだよぉ〜」
一「はいはい」
お「あ！一松くんも冷たい〜」
十「ハッスルハッスルー！マッスルマッスルー！」
一「あ、十四松来た」
十「やきう楽しかった〜!」
カ「十四松も来たな。あとは‥トド松だけか」
十「トッティまだなの？」
カ「ああ。もう少しで来ると思うが‥‥」
一「パフェ食べるって言ってたからね。どーせパシャパシャしてんでしょ」
十「あ！トッティ来たよー！」
ト「お待たせー」
お「トッティ〜おにーちゃんまた負けちゃったの〜慰めて〜」
ト「それはおそ松兄さんがクズでバカで人間として終わってるからじゃないかなぁ」
お「えっっっ」
チ「出た！ドライモンスター！ここにきて一番の爆弾発言出たよ？！」
ト「あーそーいえばさー」
チ「そしてすぐに話題を変える‥‥！」
ト「ぼくがさっき行ったパフェのお店で、スマホ拾ったんだよねー」
一「スマホ？」
ト「そう。みんな待ってると思って急いで出てきたから、店員さんにも渡せなくて‥‥」
そう言ってトド松は、みんなにスマホをひらひら見せている。
これは一体誰のものなんだ‥‥？
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作者名：ちとせ | 作成日時：2020年10月22日 1時
