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 お酒の匂いと夜の夢 ページ15

Aside



あ「ほんとに一回も働いたことないの?」


お「ないよ〜あるわけないじゃ〜ん」



ト「ぼくはちょっとだけあるけどね〜でも兄さんたちにバレちゃって、殺されそうになったからすぐやめた〜笑」



チ「早く就職しなきゃとは思ってるんだけどねぇ、なかなかねぇ」



お「そう言ってシコ松もなーんもしてねーけどなー?笑」



チ「今シコ松関係ねーだろ!!」



みんなお酒も回ってきて、だんだんテンションが上がってきたみたい。笑



あ「ニートだからって悪いわけじゃないし。それにみんな優しいし!」



十「やったー!Aちゃんもこっちの味方だー!」



カ「そうだ!ただオレたちに合う仕事がないだけなんだ!」



あ「そうなの?まだ一回も働いたことないのにわかるの?」



一「そう、俺たちに仕事はない」



お「そうなんだよ〜、A〜助けて〜泣」





みんなで散々おしゃべりして、笑ったあと、そろそろ寝ようということになった。




おそ松くんたちが布団を準備してくれてるけど、こんなでっかい布団にみんなで並んで寝るのかな‥‥?




お「じゃー、Aは俺の隣ー!」



おそ松くんがいち早く布団にはいってそう言った。



チ「だめー!お前、Aちゃんに何か変なことするつもりだろ!」



お「べつに〜?」



チ「十四松、卍固め」



十「あい!」



お「やめて〜泣」



カ「フッ‥‥じゃあAはオレの隣だな」



ト「それはだめ。Aちゃんがかわいそう」



カ「なぜだ‥‥なぜかわいそうなんだ‥‥!」



ト「十四松兄さんは、シンプルに頭おかしいからだめでしょ?じゃあ‥‥」



一「‥‥俺の隣?」



ト「まぁ、ちょっと心配だけど、あのクソ長男よりはましか」




ということで、私は一松くんとカラ松くんの間で寝ることになった。




カ「今夜はオレが子守歌を歌おうか?」



一「黙れクソ松」



チ「はいはい電気消すよー」




暗くなった部屋で、いろいろなことがあったなぁ、と今日一日を思い返す。


何よりも、この6人と出会えたこと。

楽しかったなぁ。


みんな若干カラ松くんへの当たりが強いような気がするけど。笑


そんなことを考えながら、私は夢の世界へと落ちた。

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作者名:ちとせ | 作成日時:2020年10月22日 1時

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