煌帝国の姫君!!

第２７夜　別れ、そしてただいま ページ30

In港 (事件が終わってすぐの事)



貴方「じゃぁわたしはこれで帰らせてもらうわね！」



シン「あぁ．．．」



貴方「ん？．．．あっ!もしかして、怖いんでしょ？


このお腹の子が自分の子だったら、どんなバツが下されるか」




シン「ギクッ」




煌)兵士１「姫様、子というのは．．．？」




貴方「わたしの子よ」




煌)兵士一同「えっ!?」




白龍「それは本当ですか!?」




貴方「本当よ」




紅玉「お姉様!?」




煌)兵士２「そんな!?A様が．．．」




煌)兵士３「早く陛下にお知らせせねば．．．」




貴方「と言う事で．．．さようなら〜〜〜!!」




こうして、シンドリアの港を出港した







船旅の間、拒否したのだが下女がわたしの世話をすると言い張って


しょうがなく身仕度やらなんやらを手伝ってもらった




下女１「A様！体の具合はどうですか？」




貴方「大丈夫よ」




下女２「吐き気などはございませんか？」




貴方「だから大丈夫だって！」




このように毎日下女達がうるさくてたまらない！





こうして数日がたち、煌帝国の港に着いた







In煌帝国港




兵士「煌帝国第９皇女！A様！ご帰還！」




貴方(なんだか前よりも．．．礼儀正しいわね？)




下女「怪我などはございませんか？お体は？」




貴方「大丈夫よ」








In宮殿




下女「A様、お疲れのところ誠の申し訳ありませんが


陛下がお呼びです！」




貴方「えぇ」






In陛下の部屋




貴方「ただいま戻りました」




陛下「A、妊娠したようだな．．．．．．父親は誰だ」




貴方「シンドリア国王シンドバットか


煌帝国第３皇子練紅覇です．．．


誠に申し訳ありません！」




陛下「．．．そうか．．．では、その子が生まれたら．．．．．．


おまえはシンドバットか紅覇の嫁になれ」




貴方「といいますと？」




陛下「もしシンドバットの子ならば、


煌帝国第９皇女としてシンドバットのもとへ嫁がせる


もし紅覇の子ならお前の第９皇女という座を取り消し


紅覇のもとに嫁がせる．．．分かったか」




貴方「陛下!？そんな!?」




陛下「分かったな」




貴方「はい．．．」




パタン




わたしには考えがある、ここで陛下に犯行すれば


すぐに追い出されてしまう．．．だからああ言う他なかった


まぁ、子供が生まれたら思いっきり反抗して


ここから出てってやる

第２８夜　兄弟達→←第２６夜　事件

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す