５４話 ページ5
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木暮「うっしっし、そうだ、俺本当はすごいんだ♪」
なーんか嫌な予感……。
「木暮！よくやったｚ＿＿＿！？」
すると漫遊寺中の部員たちが、木暮の元に駆けて行ったにも関わらず
木暮の落とし穴で、みんな落ちてしまった。
うわ、ばっかぁ……。
子ギル(天邪鬼ですね…)
明日香(そうだなぁ)
木暮「うっしっし、遅いんだよ！」
春奈「木暮くん！せっかくあなたを褒めてるのに、それはどうなの!?」
木暮「うげっ!?」
春奈は逃げる木暮を追いかけようと、走って行ってしまった。
そして私の目の前に、いきなり漫遊寺中の監督が現れた。
「ありがとうございます。あなたのお陰で、木暮は救われます」
漫遊寺中の監督さんは、私に向かって一言そう言った。
明日香「私は促しただけです。それに木暮を救えるのは私じゃない」
私は大切な人を守れなかった…
あの時はサッカー部として、ただ木暮を押したかった。
春奈ならきっと、木暮の気持ちを分かってくれる。
「そうですね…。それにあなたには、課題がたくさんあるようです」
明日香「………課題？」
瞳子「………」
「答えはすべて、己の中に。ですぞ、お嬢さん」
明日香「は、はぁ……」
まるで私のおばあちゃんみたいな言い方をするなぁ。
とりあえず片隅にいれとく。
風丸「監督、木暮を入れなくていいんですか？」
円堂「そうです！あいつは戦力になると思うんです」
瞳子「木暮くんが、自分で望んでいるのならね」
「懸命なご判断ですじゃ」
染岡「ったく、しょーがねぇやつだな。なぁ、吹雪」
漫遊寺中の監督から離れた私は、染岡と吹雪の近くにいた。
あれから染岡は吹雪に心を許して、今ではとても安堵している。
染岡「……？どうした」
吹雪「僕……役に立てなかった」
染岡「んなこと言ったて、俺だって」
明日香「まず私試合に出てないし」
吹雪「……っ、何にもできなかったんだ！！」
染岡・明日香「！？」
吹雪「こんなんじゃダメだ、完璧にならなきゃ……」
吹雪の瞳が揺らいだ気がした。
涙ではない。それは、豹変したときと同じ瞳の色。
風丸「………！……やっぱり奴らと戦うためには、もっとパワーが……」
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桜椿(プロフ) - 麗奈さん» 麗奈さんありがとうございます！これからも更新頑張っていきます！ (2018年5月19日 1時) (
レス) id: 41bd72d607 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - この小説とても面白いです！！FGOの主人公の記憶があるなら図太くてお調子者でも面白いですよね。更新楽しみに待ってます！！ (2018年5月18日 14時) (レス) id: 9652533cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜椿 | 作成日時：2018年5月16日 23時
