85.ミヤコワスレ ページ37
ジシバリからただよう微かな魔力のあとを辿ろうとしていたところで、ドンドンと城の扉が叩かれた
マルクルに扉を開けさせた瞬間中に飛び込んで来たのはルビーだった
ルビー「Aは居る！？」
ﾏﾙｸﾙ「ルビーさん！？」
ｿﾌｨｰ「Aは居ないわ。１週間前に出て行ったきりよ」
ソフィーの返事を聞くなりルビーは膝から崩れ落ちた
ルビー「Aはずっと、あたしの所にいたわ
本人はハウルから逃げてきたって
これは本当ね？」
ソフィーとマルクルがじっと僕を見る
その視線から逃げるようにルビーを見た
ﾊｳﾙ「本当だよ。それで、Aはどこ？」
ルビー「･･･居なくなったの。私が街に買い物に出てる間に！薬を取りに、家に来た人とばったり会ってわかったんだけど
とにかく、Aも薬も消えたのよ」
ﾊｳﾙ「何で」
ルビー「わかんないからここに来たんでしょう！？
もう！ハウルがこんなにバカだったとは思わなかったわ！！
学生時代の首席のハウルは一体どこに消えたのよ！」
だんだん泣きそうになってきたルビーをなだめるようにソフィーが背中を摩っている
ｿﾌｨｰ「私達、Aのストーカーの線を調べてたの
毎日、店先に落ちてる花から魔力を辿ってみようと思ったんだけど」
ルビー「ストーカー？あぁ、この魔法陣はその準備ね？」
ﾊｳﾙ「手伝ってくれる？」
ルビー「もちろんよ。考えうる可能性は潰していくに限るもの
もし、そいつが犯人だったらこてんぱんにしてやるんだから！」
さっきまで泣きそうだったルビーはどこに行ったのか
戦いたくてうずうずするルビーに背中を押されるように魔法陣の中に立った
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すばる(プロフ) - 感動しました！とてもいい話だと思いました！更新頑張ってください！ (2019年1月27日 20時) (
レス) id: 1ecdcc7cf7 (このIDを非表示/違反報告)
cherrymay - 長らくお待たせしてしまって本当にごめんなさい！更新停止中なのに応援して下さって、ありがとうございました！また更新開始します (2019年1月27日 16時) (レス) id: b49d2cc48c (このIDを非表示/違反報告)
Jyp___0812(プロフ) - とても面白いです！なので更新お願いします！ (2018年8月22日 23時) (レス) id: c91ea02908 (このIDを非表示/違反報告)
E.E - 更新お願いします。すごく面白いです。 (2018年8月20日 23時) (レス) id: 721ee5a4f2 (このIDを非表示/違反報告)
結羽(プロフ) - お願いします！ 更新してください！！！！ (2018年8月15日 19時) (レス) id: 8712c8166f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cherrymay | 作成日時：2017年6月24日 21時
