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キス・キライ・スキ age4 ページ13

ま,まさかのスカート捲り?前々から男子ってバカだなと思っていたけど,こんな方法で女子に嫌がらせするなんて本当にありえない。ニヤケ顔のエイコーは,そのまま廊下の先の階段へと走って行く。階段の踊り場には,何故か,同じクラスの桧山が腰かけていた。桧山一翔。高尾とはタイプが違うけど,密かに女子人気の高い男の子だ。結衣「・・・桧山」隣にいたお姉ちゃんの声が,一段と低くなる。えっ,と顔をあげると,何時もニコニコの顔が,今は暗くて怖い雰囲気になっていた。怒っている。何故だかわからないけど,今お姉ちゃんは深く静かに怒っている。結衣「ごめん。ちょっと,行ってくる」————って,何処へ?

蓮華Said

移動教室明けの休み時間。
私は,幼馴染み兼親友の桃井さつきと教室に戻り,荷物を置き廊下近くで話していた。だから,確実に油断していた。蓮華「あれ?征とテツヤは?」さつき「先生に,頼まれた仕事してるよ。あの二人って,小6にしては高身長の分類に入るからね」蓮華「そうね」お互いの彼氏の話をしていた。話がひと段落した瞬間。バサッ!蓮華&さつき「!?」慌てて振り返った時には,もう遅かった。蓮華&さつき「きゃあああ!/いやあ!」お調子者のエイコーにスカートを捲られていた。さつきの方を見れば,顔を真っ赤にし,涙を滲ませていた。廊下近くに居た為,遠くから走ってくる足音が聞こえた。この足音は,征とテツヤのだ。

赤司Said

移動教室明けの休み時間。
俺は,テツヤと教室に戻っていた。空き教室の前を通り掛かった時に,片付けをしていた担任から声をかけられた。
先生「丁度良かった。赤司君,黒子君。これ,直してくれるかな?私じゃ,届かなくて」赤司&黒子「いいですよ。時間もあるので,やっておきます」教室に戻っても,することがないからテツヤと片付けることにした。先生「ありがとう。私,次の授業の準備しないといけないから」赤司「大丈夫ですよ。なので,いかれても構いません。ね?テツヤ」黒子「はい。後は,やっておきますから」先生「助かるわ。終わったら,教室に戻っていからね」赤司&黒子「わかりました」先生は,俺達の反応を見てから,空き教室を後にした。二人でやったから,そんなに時間はかからなかった。片付けが終わり,教室に戻っていると教室の方から,蓮華とさつきの悲鳴が聞こえた。赤司「今のって・・・」黒子「蓮華とさつきさんの悲鳴ですね」俺達は,廊下を走り出した。

次へ!

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作者名:赤司蓮華 | 作者ホームページ:蓮華のホームページ?by赤司 そんなものはありませんby黒子  
作成日時:2022年9月3日 14時

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