いずれ ページ24
向かってくる雑魚ども。
「弱いのに数だけは立派ね」
ジャ「またAが倒せばいいだろ！」
狼姿のジャブラに言われるけど、私は覇王色は嫌いだ。
弱い奴は一掃できるけど、自分がロジャーの子供だと再認識してしまうから。
覇気の存在を知ったのはガープさんと一緒に海軍に行ってすぐの頃。私は覇王色に目覚め、すぐに見聞色と武装色も使えるようになった。
エースが海賊からルフィを守ろうとして海賊が全員倒れたのはその覇王色のせいだとその時知った。
この前会ってわかった。ルフィも資質を持っている。
そんな事を考えているウチに全員倒し終わり、ルッチは電伝虫をどこかに繋げている様子だ。
男《はい》
誰かが出る。
ル「CP9長官スパンダムに繋げろ」
あっ…これは…。
しばらくすると、電伝虫から元長官の声が聞こえてきた。
ス《誰だ？！俺は今大変なんだよ！》
ル「こちら元部下ロブ・ルッチ」
ス《ル、ルッチ？！！お前ら生きてたのか！！》
ル「追手を差し向けておいてよくそんな事言えますね。いくら追手を差し向けても構いませんが、俺たちは雑魚には捕まりません」
ス《な、何しにかけてきたんだよ！！》
ル「いずれ必ず戻ります」
ス《ぎゃぁぁ！！》
そして乱暴に電伝虫を切る。
こういうの何て言うんだっけ？えっと…お礼参り？
ルッチに目付けられるなんて…ざまあみろ。
そして、船から海兵及び役人を落として、カリファはセントポプラでもらった花を故郷の地面に植えると私たちは出航した。
ル「東の海？遠い」
次の行き先について私とルッチで口論する。
「何で？！いいじゃない！軍艦なら凪の帯を抜けられるんだから！」
ル「行きたい理由を言え」
「私もたまには故郷に戻りたい」
ル「…常に能力を使って船の速度を速めてろ」
ダメだと言われなかったから、船の進路を変える。
カ「Aの故郷はどんな所なの？」
カリファがこちらに来て訊いてくる。
「そうね…国としては最低かな。でも、私の育った所はいい所よ」
誰も何も言わない。やがて、ジャブラが口を開いた。
ジャ「お前の嫌いな感じの国か？」
「嫌いになった元凶」
笑顔で言えばジャブラにため息を吐かれる。
ジャ「そんな所で育ったのか…」
「正確には違うわね。その国の中だけど、私は森育ちだから」
カク「で、時々町に行っては悪さをしておった、と」
「そうそう」
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ジン - とてもいいか終わり方です！しかもとても面白かったです！お疲れ様でした！ (2017年8月15日 22時) (
レス) id: f63945df23 (このIDを非表示/違反報告)
トロ丸くん - 完結おめでとうございます！！！すごく面白かったです！ (2017年8月4日 18時) (レス) id: 03aa5adfc5 (このIDを非表示/違反報告)
カグサ - 一話から全部読まさせていただきました!! スゴく面白かったです!! (2017年7月31日 21時) (レス) id: b3a70d09a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2017年7月25日 14時
