ロジャー ページ11
冬になって、皆で狩をしていたら、ルフィがダンパを初めて獲った。だけど、喜ぶルフィの背後の崖の上には大虎が。
「ルフィ！」
サ「そこを離れろ！狙いはダンパだ！」
それでもなお向かっていこうとするルフィ。だけどエースとサボがルフィを抱えて逃げる。私は風で雪を巻き上げて大虎の視界を悪くした。
帰り道、吊り橋から落ちそうになったルフィを皆で助けて秘密基地に戻るけど、ダンパは吊り橋の下に落ちてしまったから夕飯は無しになった。
そして、寝ようとしたらルフィが将来の話を蒸し返してきた。
ル「やっぱりお前ら、おれの船に乗れよ」
エ「それは将来しようって話になっただろ」
ル「三人、一緒の方が楽しいし、おれの助けが必要だろ」
サ「お前に、助けが必要なら分かるけど」
エ「あぁ」
ル「違う！」
私は色々考える。ルフィが船長になったらどうなるのか。
「…ルフィの船には絶対乗りたくないなぁ」
エ「Aはおれの船に乗るんだろ？まぁ、サボとエースも、おれの船に乗るってんだったらいつでも歓迎するぜ」
「「おれの船だ」」
エ「じゃあこの話は決裂だな」
そして、ルフィがとんでもない提案をしてきた。
大虎を倒した奴が船長になる…と。エースとサボは話に乗るけど、私は当然不参加。
何でそんなに船長がいいんだろう…。
次の日、皆が釣った魚を餌に大虎を誘き出そうとした。私は近くで見てるだけ。
でも出てきたのはクマ。
しかもエースの攻撃で怒っちゃったし。
「何してんの！エース！」
エ「うっせえ！お前の能力で何とかしろよ！」
逃げていると、突然現れた男の人がクマを宥めてくれた。
不確かな物の終着駅のナグリというらしい。
助けてもらった後に、皆で魚を食べていると、ナグリが船長だった事にサボとルフィが大騒ぎする。
エ「で、海賊の船長が何でこんな所にいるんだ？」
エースが訊くと、ナグリから言われた言葉に驚く。
ナ「お主ら、ゴールド・ロジャーを知っとるか？」
ロジャー…！私とエースがあからさまに反応してしまう。
ナ「わしらは、海賊王に戦いを挑み、そして敗れ、仲間たちと離れ離れとなり、そのあとは坂道を転がり落ちるように流れ流れ、この様」
エースが、その場を離れると、私も付いていく。
ロジャー…ロジャー…ロジャー…！！！
あんな奴…！
何で私たちがこんな思いしなくちゃいけないのよ…！！
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ジン - とてもいいか終わり方です！しかもとても面白かったです！お疲れ様でした！ (2017年8月15日 22時) (
レス) id: f63945df23 (このIDを非表示/違反報告)
トロ丸くん - 完結おめでとうございます！！！すごく面白かったです！ (2017年8月4日 18時) (レス) id: 03aa5adfc5 (このIDを非表示/違反報告)
カグサ - 一話から全部読まさせていただきました!! スゴく面白かったです!! (2017年7月31日 21時) (レス) id: b3a70d09a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焔彩 | 作成日時：2017年7月25日 14時
