御伽草子１８３ ページ38
それからかごめが家へ来た。
主人公「ごめんね、ジュースくらいしかなくて。」
かごめ「いいのよ。主人公ちゃんとこうして話してみたいと思ってたの。」
主人公「ありがとう。」
かごめはジュースをひと口飲んで息をついた。
かごめ「主人公ちゃんは、犬夜叉が好き？」
主人公「＿＿＿え？」
主人公はポカンと動きを止めた。
かごめ「もしかして自覚ない？」
主人公「じ、自覚って…？」
かごめ「ふふ、そっか。純粋だなぁ…」
主人公「ど、どうゆうこと！？」
かごめの言葉をうまく理解出来ない主人公。
かごめ「ううん。なんか、二人がこうして離れてるのって、珍しいなぁって。」
主人公「そんなこと…」
かごめ「だって犬夜叉、主人公ちゃんに会ってからずーっと主人公ちゃんのそばから離れないんだもの。それが面白くて(笑)」
主人公「そうかな…？」
かごめ「うん(笑)でもほんっとにヤキモチ妬きよね！鋼牙くんを庇っただけであんなに妬くなんて！」
主人公「ヤキモチ妬き？」
かごめ「あれ気づかなかった？犬夜叉、鋼牙くんと一緒にいる主人公ちゃんにヤキモチ妬いてたんだよ？」
主人公「ま、まさかぁ…」
かごめ「ほんとだよ？だから今回は怒ってるっていうか、嫌だっただけじゃないかな。」
主人公「嫌だったって…いつもそんなこと…」
かごめ「えー？弥勒様に言い寄られた時も優斗と一緒に止めてたのに。」
主人公「あれは犬夜叉の性格的に、やめた方がいいってことだと思うけど…」
かごめ「うーん、そうゆうものかな？」
主人公「(でも、確かに今回は犬夜叉が懸命に探して来てくれたのに、私、鋼牙のこと庇ったんだよね…酷いことしたのは、やっぱり私の方…」
主人公がそう考えてると、かごめはそれを見透かしたようで
かごめ「ふふ、きっと犬夜叉も同じこと思ってるよ。」
主人公「え…」
かごめ「二人で話し合って、頑張ってみよう。それに、主人公ちゃんは気付かなきゃならない気持ちがあるはずだよ？」
主人公「気付かなきゃ、ならない気持ち…」
主人公は胸にそっと手を当てた。
かごめ「ね？」
主人公「…うん、そうかもしれない。」
二人はそう言って笑い合った。
それを
優斗「…フッ、ったく、世話の焼ける妹だな…」
フッと笑って聞いている優斗がいることに二人は気づかなかった。
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まりん(プロフ) - アスカさん» いえいえ！！こちらこそ分かりづらくて申し訳ありません泣 これからもこの作品をよろしくお願いします！！ (2018年11月17日 11時) (
レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - なるほど！それは失礼しました…随分前にアニメを見ていたのでそこの部分を忘れていました…申し訳ありません (2018年11月17日 11時) (レス) id: 87c33f6d4a (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - アスカさん» コメントありがとうございます！！ご指摘された部分ですが、アニメで弥勒はかごめを二回呼んでいるので、今回主人公も二回呼ばせました！！分かりづらく申し訳ございません！！！ (2018年11月17日 10時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - いつも見させてもらってます！犬夜叉が大好きなので何回も見ちゃいます！ｗｗｗ……あ、あの161話の最後らへん主人公の名前をみんなが呼ぶ時、弥勒様が2人いますよ！ｗｗｗ (2018年11月17日 10時) (レス) id: 87c33f6d4a (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 凜さん» コメントありがとうございます！犬夜叉は一番最初に見たアニメで大好きなんです！衝動で書き始めたんですが、沢山の方が見てくださり嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2017年10月17日 7時
