御伽草子１６５ ページ20
鋼牙「あいつらか？」
銀太「あぁ。見回り中に突然襲われたそうだ…どうにか逃げ延びたのはこの二人…残りは谷底にもつれ合って落ちていったそうだ…」
主人公「ひどい傷…」
鋼牙「さっきお前も見たろ。あの鳥共、極楽鳥と言ってな、俺たち妖狼族の天敵みたいなもんだ。これはあいつらの仕業だ。音もなく空から近づいてきて、鋭い爪で仲間をさらって行きやがる。」
主人公「攫ってどうするの？」
鋼牙「食うんだろ？奴らの住処の周りには狼の骨がごまんと散らばってやがる。」
主人公「貴方でも勝てないの？」
鋼牙「そこなんだ。厄介なことに、極楽鳥の中にも四魂の欠片を持ってる奴がいるらしい。俺たちの動きより早く、１度に20匹もの狼を食い殺されたこともある。今まで奴らはこんな力を持っていなかった…四魂の欠片を持ってるとしか考えられねぇ。」
主人公「それで私にその欠片を見つけろってこと？」
鋼牙「奴らの住処を襲い、四魂の欠片をぶん取る。無駄な犠牲は出さねぇ。四魂の欠片を持つやつに全員で襲いかかるんだ。いいな？何をやるかは分かったな？」
主人公「えぇ。(このアジトから出られれば犬夜叉に、みんなに会えるかもしれない。チャンスはその時だけ。」
すると
主人公「…ねぇ、少し、この人達を借りるよ。」
鋼牙「何言ってんだお前？おい。」
鋼牙の静止など聞かず、主人公はけが人の元へ。
主人公「少しいい？」
妖狼族「え？」
そして主人公はけが人の傷に手を当てる。
妖狼族「何する気だあの女？」
主人公「(ハク、出てこなくていい。この程度なら大丈夫だから。」
ハク『わかってるよ。君はやっぱり優しいね。』
主人公「(ありがとう。」
その瞬間、主人公の手から光が出る。
それはけが人を優しく包み込んだ。
暖かく気持ちのいい光。
すると
妖狼族「んっ…あ…」
けが人の妖狼族が目を覚ました。
妖狼族「目を覚ましたぞ！大丈夫か！？」
けがした妖狼族「あ、あぁ…」
主人公「よかった。」
その様子に唖然とする鋼牙。
鋼牙「お前、何したんだ…それに、お前はいったい…」
主人公「怪我した人をほっとけない性分なの。でもこの力を過信しないで。限りがあるから。」
そう言って真剣に取り組む主人公の姿に鋼牙は目を惹かれたのであった。
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まりん(プロフ) - アスカさん» いえいえ！！こちらこそ分かりづらくて申し訳ありません泣 これからもこの作品をよろしくお願いします！！ (2018年11月17日 11時) (
レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - なるほど！それは失礼しました…随分前にアニメを見ていたのでそこの部分を忘れていました…申し訳ありません (2018年11月17日 11時) (レス) id: 87c33f6d4a (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - アスカさん» コメントありがとうございます！！ご指摘された部分ですが、アニメで弥勒はかごめを二回呼んでいるので、今回主人公も二回呼ばせました！！分かりづらく申し訳ございません！！！ (2018年11月17日 10時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
アスカ(プロフ) - いつも見させてもらってます！犬夜叉が大好きなので何回も見ちゃいます！ｗｗｗ……あ、あの161話の最後らへん主人公の名前をみんなが呼ぶ時、弥勒様が2人いますよ！ｗｗｗ (2018年11月17日 10時) (レス) id: 87c33f6d4a (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 凜さん» コメントありがとうございます！犬夜叉は一番最初に見たアニメで大好きなんです！衝動で書き始めたんですが、沢山の方が見てくださり嬉しいです！！これからもよろしくお願いします！！！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2017年10月17日 7時
