時＿２２ ページ24
そして＿＿＿
主人公「…現代…」
主人公は現代へと帰ってきた。
それから祠から出ると＿＿＿
主人公「＿＿＿雪…」
雪が降り積もっていた。
そして来る時に花が咲き誇っていた時代樹も、枯れてしまっていた。
主人公は雪の中を歩いた。
主人公「(終わりのない、冬…」
すると
結花「＿＿＿主人公…？」
母である結花がやってきた。
だが、主人公はそれに気づかず、ただ御神木を見つめていた。
主人公「！(犬夜叉っ…！」
主人公の目には倒れ込んだ犬夜叉が映し出され、主人公は手を伸ばした。
しかしそこに犬夜叉はいるはずもなく
主人公「犬夜叉っ…」
幻の犬夜叉は消えた。
主人公「犬夜叉…(もう、手が届かない…声が届かない…触れられない…犬夜叉に、会えない…」
主人公はついに膝をついた。
結花「主人公！」
結花は主人公のそばへ寄った。
その頃、戦国時代では
七宝「嘘じゃ！おらを助けてくれた主人公がそんな事するはずない！」
かごめ「私も信じたくない！」
優斗「それは俺だって！」
楓、七宝、かごめ、優斗、冥加が主人公の行方を追い、ラードに乗っていた。
楓「あの時、主人公は目に邪気を宿しておった。あれは断じて主人公ではない！」
冥加「雲母と同じ術をかけられたのかも。」
かごめ「そんな！」
楓「胸騒ぎがする！御神木まで急ぐのじゃ！」
ラード『御神木のほうからハクの気配がする！飛ばすぜ！』
ラードはスピードをあげ、御神木を目指した。
そして着いた先には
楓「あれはいったい！」
優斗「なんだあれは…」
楓たちの目に映ったのは、ついに木となり果てた精霊の井戸だった。
七宝「井戸が塞がっとる！」
優斗「ちっ…あれじゃあっちの時代に帰れねえぞ…」
かごめ「そんな…」
楓「いかん！時代樹が暴走しておる！」
七宝「暴走？」
楓「あの巨大な時代樹と呼びあっとるのやもしれん。このままではこの地は時代樹に飲み込まれてしまうぞ！」
すると
冥加「犬夜叉様！」
かごめ「え！？」
冥加が犬夜叉の名を呼び、どこかへ。
それを追うかごめたち。
冥加「犬夜叉様！」
着いた先にいたのは
かごめ「犬夜叉！！」
優斗「！」
時代樹に倒れ込み、光に包まれた犬夜叉だった。
ハク『優斗！かごめ！』
優斗「ハク！？主人公はどうした！」
ハク『主人公はっ…』
そこで、全てを聞くこととなる優斗たち＿＿＿
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まりん(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます！申し訳ございません。本編と並行しておりますので、更新には時間がかかってしまいます…出来るだけ更新しますので、待ってくださると幸いです！ (2017年12月30日 18時) (
レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2017年12月30日 17時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月16日 21時
