いざ、最終選別へ ページ13
そんな声が聞こえて振り返ると、師匠のお嫁さんの、雛鶴さん、まきをさん、須磨さんが居た。
めちゃくちゃ美人なんだよな、師匠のお嫁さん。
そもそも、大正時代が一夫多妻制良いのか知らないけど、師匠って愛妻家だし、法律無視してそうだし。
須「はい、これお弁当。」
坂「よっしゃ、ありがとうございます。」
美味しいんだよな、3人が作ったおにぎり。
微妙な塩加減、一番此処が大事。
それぞれ受け取って、風呂敷の中にしまって刀と一緒に背負う。
ま「死にそうになっても気張って来いよ。」
志「まきをさん、それ洒落になりません。」
宇「兎に角、派手にやって来いよ。」
志・坂「はい!」
元気に返事して、取り敢えずそのまま選抜に向かう。
…まぁ、多分死なないし、話が通じる鬼が居るかもしれないし、一緒に受ける人にも、見てないか聞いてみよっと。
ー雛鶴視点
須「行っちゃいましたね…。」
雛「二人とも、修行一年とは思えない程強いですけど、矢張り心配ですね。」
宇「大丈夫だろ。」
須「!…ですが…。」
宇「志麻と坂田は、この俺の弟子だ。最終選別の塵以下の鬼達に、負けるわけない。」
須「‼︎…確かに、そうですよね!…志麻君も坂田君も、何処から来たかなんて分からないけど、凄い子達だから…。」
ま「送り出した私達が、二人を信じなくてどうするって話だよな。」
宇「あぁ、だから、信じてアイツらを待たねぇとな。」
笑い合う3人を見て、無性に嬉しくなって、釣られて笑ってしまう。
確かに、坂田君は目が物凄く良いし、志麻君に至っては、感覚が鋭過ぎて、背後にすら行けないし、鬼が気がつく前に倒してそうだし、死ぬわけないか。
ま「雛鶴、笑ってどうしたんだよ。」
雛「心配して居た事が、馬鹿らしくなって来ました。」
まきをに茶化されて笑うと、天元様の大きな手が、私の頭に乗って、ぽんぽんしてくれて、嬉しくて天元様を見上げると、天元様も笑って居た。
宇「よし、アイツらが戻って来たら、ド派手に祝いの宴を開くか。」
須「はい!楽しみです!」
ま「よし、腕を掛けて料理を作るか。」
雛「志麻君も坂田君も、美味しそうに料理を食べてくれるから、作り甲斐がありますね。」
宇「何てったって、俺の弟子だからな。」
そう言って笑う天元様を見て、勝手に口元が緩む。
さて、腕によりを掛けて作りますか。
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ララ(ランタ)(プロフ) - ねこまる@Milkさん、コメントありがとうございます!!教えて下さりありがとうございます!!すみません!漫画が手元に無かったので確認するの忘れてました!直ぐに直します!!! (2021年10月23日 8時) (レス) id: 4bf2a8fa4e (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる@Milk - 初コメ失礼します。煉獄さんの一人称って『俺』では……?? (2021年10月22日 21時) (レス) @page41 id: b6e29333b6 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(ランタ)(プロフ) - nimoさん、コメントありがとうございます!本当だ!教えて下さりありがとうございます!素で間違いました!教えて下さりありがとうございます!今すぐ直します!教えて下さりありがとうございます! (2021年10月17日 14時) (レス) id: 4bf2a8fa4e (このIDを非表示/違反報告)
nimo(プロフ) - 初コメ失礼しますm(*_ _)m上弦の参は猗窩座だと思います。とても面白い作品なので更新楽しみにしています!頑張ってください! (2021年10月17日 13時) (レス) id: 8a23295520 (このIDを非表示/違反報告)
ララ(ランタ)(プロフ) - みらさん、コメントありがとうございます!教えてくれてありがとうございます!直ぐに訂正します! (2021年10月10日 17時) (レス) id: 4bf2a8fa4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ランタ | 作成日時:2021年9月28日 23時