四人の歌い手は鬼を狩る

呼吸 ページ12

坂田視点〜一年後



　まーしーと俺は、音柱・宇髄天元事師匠の下で、それぞれのオリジナルの呼吸を習得して居た。



　オリジナルを作る前に、ちゃんと音の呼吸も習得した。



　それより、めちゃくちゃ行きたくない。



志「坂田、そろそろ行くぞ。」



坂「えぇ、死ぬ可能性があるのに？」



志「多分平気だろ。協力オッケーらしいし、お互いに見張りとか交代しながら木の上に居れば。」



坂「そりゃそうやけど、最終選別って鬼出るんだろ。3人ぐらい食べた鬼ぐらいなら、俺にだって狩れるけど。」



　強い鬼が来たら、全力出さなきゃいけないし、出したら持たないし。



宇「お前ら、うだうだ言って無いで、さっさと行け。」



ｺﾞｯ



坂「イタッ。」



志「何で俺まで…。」



　師匠の拳骨が頭に落ちて来て、取り敢えず殴られた場所を手で押さえる。



宇「大して痛く無いだろ。」



坂「痛いですよ。」



　まーしーは、自分まで殴られた事が不満らしく、ジト目で見て来て、視線が刺さって痛いから、目を逸らす。



宇「ド派手に合格して来いよ。後、別々に行動しろ。」



志「…。」



　まーしー、今にも舌打ちしそうな顔で師匠に殺気を放ち、師匠はまーしーの額をかなりの力で指で突き、同じ位置を突かれる所為で、まーしーの額は赤くなっている。



　師匠、ド派手とか言って、力を加減しないから、結構痛いんだよな。



？「宇髄様、可愛い弟子を虐めてはなりませんよ。」



ー ー ー ー ー ー

大正コソコソ噂話


　志麻さんと坂田さんの年齢は16歳程です。


　うらたさんは14歳ぐらいで、志麻さんと坂田さんが最終選別を受けるぐらいに、この世界に来ました。


　※今の見た目の年齢です。


　後、3人は世界に急に現れた、と言う風に周りに見られて居て、志麻さんと坂田さんが寺子屋に通って居たのは、ご都合です。


　すみません、どう繋げれば良いか分からず、結局ご都合になりました、なんとか察して下さい。

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