ストーキング!!04 ページ6
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香「なぁ、明石さん。」
『えっと…、隣のクラスの讃岐くん?』
彼女に話しかけてみた。
俺に毒を吐いたことを覚えているだろうか。
…って、
香「いや、香川に讃岐ってあるけどさ。しかも、隣じゃなくて同じだからね」
コイツはわざとか?
俺に悪態をついたのか?
『…あっ、ごめんなさい。』
黄瀬から頼まれた。
明石さんに話しかけてみろと。
黄瀬に対して聞いてきたら、多分、明石さんは黄瀬が好きってことがわかるという魂胆だ。
『えーっと、香川くん?何か用事?』
香「えっ…と、その…」
自分から聞いてこないのかよ!!!
俺から話振ったらおかしくない?
香「…えっとよ、黄瀬のこと、どう思う?」
俺、諦めた。
だって、この子、そういうの疎そう。
『え?黄瀬くん?かっこいいんじゃない?』
…あれ?
もっと、赤くなったりするのかと思った。
てか、明石さん、真顔。
香「…ここだけの話、黄瀬、苦手でしょ」
『……、苦手、じゃないよ』
一瞬迷いを見せた彼女。
明らかに黄瀬が苦手なようだ。
香「そうなの?まぁ、ありがと!」
そういうことだ、黄瀬。
そういうこと…どういうことだ?
『…黄瀬くんのこと聞いてどうしたいんだろう』
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作者名:石蕗。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tsuwa/
作成日時:2016年1月10日 13時