黄瀬涼太、ストーカーはじめます。【黒バス】 (ページ22)

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ストーキング!!17 ページ22

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そういえばこの毒舌な感じ、どこかで…と思って俺は説明を求める。

『…全く、貴方は何もわかってないのだね』

そういって彼女はメガネを外す。
下まつげが長く、ライトグリーンの瞳が誰かを連想させる

…え、待って

黄｢…ぁああ！！もしかして…！緑間っち？！｣

いや、まつげが！！まつげが！！緑間っちすぎる！！

俺、あの人苦手なんスけど…
どうしてよりによってこの尊い存在が緑間っちの血縁者？！

黄｢…も、もしかして…結婚相手？｣

『は…？』

Aっちから何言ってるんだコイツという目を向けられる。
今思うと、この人の精神を削るような殺気…緑間っちにそっくりさん…ッスよ

『…先程仰っていた通り、貴方のいう緑間っちは私の従兄です』

黄｢け、結婚する予定とかはないっスよね…？｣

『…いつの時代の天皇家の話なのだね』

黄｢へ？｣

『…天皇家は以前、従兄同士など血の繋がりが近い人同士を結婚させていたんです』

黄｢…え、なんでっスか？｣

そう聞くと、Aっちは笑顔で

『忘れました』

黄｢え、Aっち！アンタめっちゃ賢いのに！｣

『黄瀬くんからそんなに褒められると思いませんでした…てかそのAっちってなんなのだね…急に』

黄｢お、俺！認めた人は～っちって呼ぶんですよ！｣

全く、意味がわからない
そんな表情をしているAっちは、緑間っちとちょっと違って〝なのだね〟が口癖みたいッスね。
…小さくて可愛いのに、こんな高圧的だとは…

やっぱ緑間っちの血縁者って怖いッス。