はんぎゃくしゃ 【ツイステ】

にたひと ページ13

身なりを整えて、朝食を摂ってから、闇の鏡の声が聞こえた。

「…よんだ？」

反応無しだ。寝ているのかな？
鏡の前に立った。しかし、何も反応しない。

「…はぁ…。」

ため息をしてから仕方がなくとある呪文を唱えた。

「鏡よ鏡 教えておくれ この学園内で一番強い生徒は誰？」
「うむ。それは、マレウス･ドラコニアだ。して、A･ドラコニア。 汝は、何故、この学園に選ばれたか分かるか？」
「わからない。逆におしえてよ」
「汝のその魂が穢れなく白いがその裏は、とてもドス黒いのだ。兄や周りの信用しない心にその歪に巻かれた鎖は、より凶悪になり、オーバーブロットの許容を越えるだろう。いつまで、その鳥籠に篭るのだ。」
「……」
「入学式で言ったことを忘れるでないぞ。」

入学式に言われたこと…ね。

「…それで？話は、それだけ？」
「あぁ。」
「…そっか。じゃ、僕は、授業に行くよ。」
「オクタヴィネルには、気をつけよ。」

オクタヴィネルね。海の魔女みたいな契約をしてきそうな感じがいる寮かぁ。やだなぁ。はあ…。

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