40ーおそ松達との高校生活ー ページ43
『お姉ちゃんだから』
そう言って姉さんはまた笑った。
僕は姉さんの目の前まで来て、しゃがんだ。
姉さんは優しい笑顔をずっと僕に向けてくれている。
そんな優しい姉さんの恩を、仇で返して
僕は、姉不幸だ
トド「姉さん」
僕は姉さんの手を握った。
水に濡れ、冷え切ってて、とても冷たかった。
トド「A…姉さんって…呼んでいい…?」
『…もちろん!』
姉さんの笑顔は、何よりも愛おしい
そう感じた。
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ー現在(A視点)ー
トド「この頃は尖ってたなぁ〜…ほんとに、A姉さんには申し訳ないことしたし…」
『えへへ、でもトド松達のことはずっと大好きだったよ!』
トド「姉さん…!ほんとに、可愛いくて天使みたいだよね!A姉さんって!」
おそ「いや、実際天使だから」
チョロ「ていうか、こん時おそ松兄さんも相当尖ってたよね…」
カラ「フッ…それは人のこと言えないんじゃないかチョロ松。俺はAを昔から愛」
一「一旦黙れクソ松」
十四「あはは!触手!!」
『ふふ』
今はこんなに仲良くなれた。
私が何しても喜んでくれる。
こんなにみんな笑うようになって…会話も増えて
それがどれだけ幸せなことだろう。
トド「A姉さん今笑った!」
『へ?』
トド「やっぱ…A姉さんが笑ってるの…僕好きだな」
『トド松…』
こんなに
大好きになった。
『もぉー!トド松ってば!えへへ、私もトド松の全部が好きだよ!』
一日一日が、今は尊く感じる。
おそ「あ!この時の俺!なっつかしいー!俺このとき人生最大のモテ期だった!!」
チョロ「あーこれね、おそ松兄さんがたまたまかっこよかったらしい時」
『懐かしいねー!文化祭のときだっけ。私はこれが最後だったから…すごい覚えてる!』
━━時はまた戻り━━━━━━
おそ松達、高校2年の文化祭
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作者名:翡翠葛@優杏 | 作成日時:2016年9月22日 17時