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視点:サクラ
「分かった。お前がそこまで言うならまたCランクの任務をやってもらう。……ある人物の護衛任務だ。」
火影様がそう言うと、ナルトは嬉しそうに言葉を投げた。
「誰?誰?大名様?!それともお姫様?!」
ほんっと、落ち着きのないヤツね...。
Aの方にチラッと目をやると、ナルト以上に目をキラキラと輝かせていた。
...アンタが1番嬉しそうじゃない。
A、黙ってたら綺麗なのに、残念な女子ね。
「そう慌てるな、今から紹介する!入ってきて貰えますかな......。」
ガラッ、と音を立てて依頼主が入ってきた。
私は、目を見開いた。
依頼主は昼間から酒を呑んだくれているようなおっさんだった。
「なんだぁ?超ガキばっかじゃねぇかよ!」
げっ、あの人を護衛するの...?
...本当に命狙われてんのかしら。
「...特に、そこの1番ちっこい超アホ面。お前それ本当に忍者かぁ?!お前!」
多分ナルトの事ね、まぁ確かに否定は出来ないわ。
「アハハ!誰だ1番ちっこいアホ面って...」
ナルトは左右を見渡す。
嘘でしょ、アンタ自覚ないなんて...。
「...Aの事馬鹿にすんな!」
はぁ、もうお手上げよ。
Aも、すごい驚いてるじゃない。
Aには申し訳ないけど、アホ面は間違ってないと思うわ。
「超勘違いじゃな、お前の事じゃよアホ面は。」
ぶっ殺す!!ナルトは今にも殴りかかりそうだった。
でも、カカシ先生が止めてくれて事なきを得た。
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日向 - 凄く面白かったです!夢主が顔を真っ赤してカカシ先生が期待する所がもの凄く良かったです。 (2022年1月26日 17時) (レス) @page22 id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月26日 17時