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視点:A

「それはね、気候だよ。」

何を言っているんだ、霧隠れの中忍はそんな顔をした。

全く、これだから頭の弱い人間は...。

「最近はずっと晴れ、なのに何故かこの場所は水溜まりがやけに目立った...さぁ、可笑しいと思わないかい?」

きっと私は今、(ずる)い笑みを浮かべているだろう。

分かりきった事を問いかける、少々性格の悪さが出てしまったが、まぁ気には留めない。

「そう、その通りだよA。」

なんだかまたしても手柄を横取りされた様な気もするが......知らぬが仏、気にしないでおこう。

「アンタそれ知ってて何でガキにやらせた?」

「私がその気になればコイツらくらい瞬殺です。」

確かに、あの演習ではたけ君の強さは嫌という程分からされた。

ならば、経験不足の私達より、経験豊富な彼が戦う選択が妥当だろう。

...が、はたけ君は言葉を続けた。

「私には知る必要があったのですよ...この敵のターゲットが誰であるかを...」

成程ね、確かにそれならば敵を一気に片付けるより、少しの間泳がせた方がいい。

「どういう事だ?」

タズナ君は未だ理解不能、と言った所だ。

無理もない、忍の世界とは程遠い人間なのだから。

私達忍者の考えている事が甚だ理解できなくても仕方がないだろう。

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日向 - 凄く面白かったです!夢主が顔を真っ赤してカカシ先生が期待する所がもの凄く良かったです。 (2022年1月26日 17時) (レス) @page22 id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月26日 17時

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