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視点:A
「よぉ、怪我はねぇかよ。」
ビビリ君、その言葉にナルトは怒りの色を見せた。
やはり大魔王うちは君、はたけ君同様本人が気にしているような所を容赦なく触れる。
「ナルト!喧嘩は後だ。こいつらの爪には毒が塗ってある、お前は早く毒抜きをする必要がある。」
ナルトの左手に目をやると、血がダラダラと留めなく溢れ出ていた。
「傷口を開いて毒血を抜かなくちゃならない。あまり動くな、毒が回る。」
ナルトは顔を強ばらせ、痛む手を凝視している。
「タズナさん。」
「な、何じゃ...!?」
ちょっとお話があります、唸るような低い声でそう伝えたはたけ君。
恐らく、この任務はただのCランク任務ではない。
それははたけ君の顔を見れば一目瞭然だ。
「こいつら霧隠れの中忍ってとこか...。」
霧隠れの多分中忍を木の幹に座らせ、縄で括り付ける。
ギロッとこちらを睨む霧隠れの中忍。
悪く思わないでおくれ、こちらも任務中だからね、お互い様さ。
「こいつらは如何なる犠牲を払っても戦い続ける事で知られる忍だ。」
「...何故我々の動きを見切れた。」
相変わらず睨んだまま、私達に問いかけた。
ふっふっふ、いいだろう教えてやろうではないか。
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日向 - 凄く面白かったです!夢主が顔を真っ赤してカカシ先生が期待する所がもの凄く良かったです。 (2022年1月26日 17時) (レス) @page22 id: 3c4b53ac36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:平和ボケマンボウ | 作成日時:2021年2月26日 17時