【NARUTO】なんてったって奇跡の天才児ですから。

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視点：A

例の上忍が来たのは直ぐの事だった。

重力に身を任せ落ちて行く黒板消しが真っ白の髪にバフッと乗り、更に床へと落ちて行く。

｢きゃははは！引っかかった！引っかかった！｣

今日一楽しそうな顔だな...君が幸せそうで良かったよ。

｢先生ごめんなさい私は止めたんですがナルト君が...｣

間違った事は言っていない。

自分のせいでは御座いませんと主張する春野君。

｢私でも引っかからないぞ...しかも白髪だから粉目立たないじゃないか！｣

黒板消しに付ける粉はピンクにすべきだったな。

うん、次はピンクにしよう！

｢え、そこ？......んーなんて言うのかな、お前らの第一印象はぁ...｣

嫌いだ！と高らかに告げる上忍。

そんなにハッキリ言わなくても...。

｢上忍君、言葉は時に刃物となるんだぞ、某名探偵が言っていただろう？｣

｢いや知らないけど...。｣

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