秘密の関係〜衣更真緒〜2

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真緒くんにはメガネをしてもらって、近くのカフェに入った。

最近のバスケ部の様子とか、真緒くんの妹の話とかいろいろ聞いていると。

颯馬「失礼･･･A殿ではないか？」

あなた「え？颯馬くん！こんなとこでなにしてるの？」

颯馬「やはりA殿であったか！我、父上に頼まれてちょっと買い物をしてるのだが･･･少し、休憩中である。」

真緒「･･･ははっ。とか言いながらじつは最近の店とかがわからなくて困ってたんじゃねぇのか？」

颯馬「なにを！？貴様、我は、忘れておらぬぞ、あの『S1』を！」

え、あれ、結構前だけど･･･

颯馬「貴様は蓮巳殿の生徒会を裏切った！そして、我らを奇策で打ち破った！負けは確かに認めるが、我は貴様ら『とりっくすたあ』を許さぬぞ･･･」

真緒「･･･」

真緒くんは、颯馬くんの『生徒会を裏切った』というセリフにショックを受けていた。

あなた「そ、颯馬くん･･･落ち着いて。それに、スバルくんとか他のTrickstarのメンバーとは仲いいでしょ？なんで真緒くんだけ･･･」

颯馬「明星殿や氷鷹殿、遊木殿とはくらすが同じであるから、仲良くする理由がある。我と3人が不仲であれば、あどにす殿が可哀想である。あどにす殿は我とも仲良くしてくれるし、3人とも仲が良いから。しかし、こいつは隣のクラスであるから！それに、生徒会メンバーであるのに！」

あなた「颯馬くん、真緒くんは、確かに生徒会メンバーだけど、その前に1人のアイドルだよ。Trickstarは、ちゃんと生徒会に『S1』への出演申請書をだして、やるべき事をやった。それで、勝ったんだよ。確かに奇襲をしたのはあれだったけど･･･」

真緒「A･･･もういいよ。神崎がいう事は正しいんだ。神崎が怒るのも無理はないんだ･･･」

そんな･･･真緒くんは、なにも悪くないのに･･･なんで･･･

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