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堤防の上には、焼きそば、唐揚げ、焼き鳥、ベビーカステラなど、様々な食べ物が並んでいる。
二人で腰掛けてそれらをつまみながら、花火が打ち上がるその時を待っていた。
「 …衣更、さすがに食べすぎじゃない？ 」
「 そうか？ Aが少食すぎるんだよ。ほら、まだこーんなにあるから、好きなもの食えよ！ 」
「 ぼちぼちつまむから押し付けないでよね 」
なんだか美味しそうに頬張る姿を見ているだけでお腹いっぱいになってしまったから、私はもうご馳走様させてもらう。
衣更は「 もう食べないのか？ 」と首を傾げた。
「 いいの。それより花火、もう上がるんじゃない？ いつまでも食べてると最初の一発 見逃すよ 」
「 それもそうだな。…っと、言ってたらもう始まるみたいだぜ 」
浜辺から一筋の光が空へと飛んでいったかと思うと、瞬間、耳を劈くような破裂音とともに晴れた夜空いっぱいに巨大な花火が炸裂した。
たくさんの拍手と大歓声が収まるのを待たずに、二発目、三発目と打ち上げられ、言葉を忘れて釘付けになる。
「 …すっご 」
花火をこうやって誰かと見るのなんて、久しくなかった。
刹那の煌めき、それはこの二人だけの空間も同じこと…ふと、隣を見てみる。
「 あ… 」
衣更も、同じように私を見ていた。
花火じゃなくて、私のことを…見ていた。
綺麗な緑色の瞳に色とりどりの花火が反射して、しばらく目が離せなかった。
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M(プロフ) - すきだ.....😭❤️ (2月16日 14時) (
レス) id: a77e48e959 (このIDを非表示/違反報告)
ここち(プロフ) - momoさん» momoさんありがとうございます！前もコメントしてくれましたよね！ フォローもほんっとうれしいです！Twitterの方でも気軽に話しかけてくれるとうれしいです！！ (2021年11月5日 0時) (レス) id: c2fb8c431e (このIDを非表示/違反報告)
momo - あぁぁぁあ！！！！衣更くんめっっっちゃ好きなので、嬉しいです！！ぁぁぁぁぁ！！まだ読んでないから、明日の学校帰りの楽しみにしておこう。。あと、Twitterのフォロー失礼します！yomogiって名前の人です！更新頑張って下さい〜！！ (2021年11月5日 0時) (レス) id: d97a5a4175 (このIDを非表示/違反報告)
ここち(プロフ) - ゆのみさん» コメントまじでありがとうございます。そう言ってもらえて本当にうれしいです…。しっかりと夢主像が伝わっていて安心しました。これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2021年11月4日 5時) (レス) id: c2fb8c431e (このIDを非表示/違反報告)
ゆのみ(プロフ) - 突然失礼します！あの、すっっっごく、青春！って感じがして、すっごく良かったです！真緒くんはイケメンだし、夢主ちゃんはツンデレで可愛いし…続きが凄く楽しみです！応援してます！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page15 id: 19928cbf59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここち | 作成日時：2021年10月27日 2時
