第44話 ページ45
貴女side
家のドアを開けた瞬間、汗だくの真先輩が私をぎゅっと抱き締めた
『ま、こと…先輩?どうしてここに……』
原「はぁ、あんな声聞いて来ない方がおかしいって。何があったの?」
後ろを見ると、汗だくの4人もいた
安心感、それでまた私は泣いた
前と同様、先輩達は私が泣き止むまでまってくれた
山「落ち着いたか?」
『はい、すいません。ありがとうございました』
瀬「何があったんだよ」
『それは……』
少し口篭ると真先輩は私の手を痛いくらい強く握って
花「答えろ」
低い声でそう言った
『……お母さん、が…かえってくるそうなんです。何で……私だけ、こんな思いしてるのに……お母さんは散々遊びまわって……帝光の頃思い出すと、先輩達に会いたくなって……急にすいません』
原「……なるほどね。分かった。もう大丈夫だよ。頑張ったね」
原先輩は私の頭を優しく撫でる
花「……来週、俺ん家泊まれ。そんでもう心配しなくていい。片付けてやる」
片付ける、その言葉の意味が私には理解できなかった
瀬「花宮と2人?それは俺らが許さないよ?」
花「チッ……じゃあお前らも来ればいいだろ」
山「うぉ!花宮家か!久々だな!よっしゃ!食いまくるぞ!!」
花「俺ん家はバイキングじゃねえぞ?」
こういうやり取りに、久々に笑った気がする
このお泊まり会の時に私の家で何が起こっているとも知らずに、私は笑っていた
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まーさん - 狂ってるほどいい!真先輩たちめっちゃ可愛いと思ってしまった…最高でした! (2022年2月15日 22時) (レス) @page49 id: 7b4a2333df (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 続きが無いだと!?読みたいです!!面白かったです! (2020年1月28日 20時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - (^p^)さん» コメントありがとうございます!終わり方気に食わないので続編考えてますが内容が思いつかず(汗)出来次第お知らせします! (2019年9月26日 17時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
(^p^) - いつの間にか終わってた…← (2019年9月26日 16時) (レス) id: cb3cd906f4 (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 魔理沙だぜさん» コメントありがとうございます!!更新不定期ですが気長にお待ち頂けたら嬉しいです! (2019年6月20日 0時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風花 | 作成日時:2019年3月21日 21時