第6話 ページ7
過去編続いてます・Aside
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目の前でミツバの死を見届けた総悟の心の傷は
軽いものなんかじゃなかった。
私もミツバが大好きだった。
ミツバが息を引き取ってからも、
ミツバの手を握って泣き続ける総悟。
私は総悟を後ろから無言で
泣くのを必死で堪えて、
抱きしめた。
私は総悟を絶対1人にしないと、この時誓った。
この先、総悟には自分しかいないと、
思い知らされた。
彼がミツバの死を越えて唯一、
心を開いてくれたのが私。
絶対……同じようにはさせない。
私も大事なものはもう二度と失いたくないと
強く強く思った。
私は知らなかった。
この時から始まっていたんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【A依存】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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風花(プロフ) - ちさりささん» コメントありがとうございます!あ、そうでしたね笑すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月1日 20時) (レス) id: 0d8ec74b3f (このIDを非表示/違反報告)
ちさりさ(プロフ) - あのーミツバさんが総悟を呼ぶ時は総ちゃんだったはずです 間違ってたらすみません。 (2019年4月7日 21時) (レス) id: 5a4d84d2f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風花 | 作成日時:2019年2月13日 17時