吸血学園［ONEPIECE］

第21話 ページ22

『……ん……ふわぁ……ん？…』









目を開けたそこはいつもの部屋









あれ？私3人に血を吸われてそのまま……









えっ！？何でパジャマになってんの！？
もしかして……着替えさせられた……？









マ ジ カ









テーブルを見ると


〈多分見てないはずだから安心しろ。多分。〉








って書かれた紙があった









いやそれ絶対見てんじゃん(泣)









私はフラフラになりながらも取り敢えず学校へ向かった









……









学校に着いたは良いものの、ダルすぎる









体が重い









貧血なり過ぎたな……









保健室へ向かおうとした時、曲がり角で誰かにぶつかってしまった









私はその衝撃で倒れそうになった









それをぶつかったその人は支えてくれた









？？「すまない。ぶつかってしまった。大丈夫か？随分顔色が悪い」









『すいませ……大丈……ぶ……』









喋ってる途中、限界に達し意識は途切れてしまった









……









目を開けたそこは、保健室だった









？？「大丈夫か？気絶した様だが……」









『あっ、す、すいません！ご迷惑おかけしました。2年の月夜Aって言います。』









ミホーク「3年、ジュラキュール・ミホークだ。お前か、姫という女は……貧血か？顔色が悪い」









『あ……まぁ、はい』









ミホークさんは温かな紅茶を淹れてくれた









ミホーク「普段より栄養を考えた食にしろ。ヴァンパイアは限度を知らん馬鹿が多いからな」









『ミホークさんも、ヴァンパイアですよね？』









この人……初めてだ、血をせがんでこない人









ミホーク「……俺は上級。何かあれば頼れ。助けてやる」









『ありがとうございます！！でもなぜそこまで？』









ミホーク「男が女を守るのは当然だろう。」









『この学園でそんな事言うのミホークさん位ですよ。優しいですね』









ミホーク「俺はそこまで落ちぶれていない」









……






文字数(泣)

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